散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「壱六家」とんこつラーメン中盛

2011年11月11日 | ☆グルめぐる横浜

若くないんだから、運動より食事だね。
1年ぶりの健康診断で、メタボな体型を維持したまま登場した私に、告げた診察アドバイスの第一声がこれだった。

しかし、寒くなると、やはりラーメンが恋しくなるのは、物心つくころにチキンラーメンで育った世代にとっては性分というものだ。
いつも数人が並んでいる店だから、30分ほどずらして行くと、ほとんどの席が空いていた。
券売機で食券を買ったものの、すぐ行くから待てという。
次に、券を受け取りに来て、できあがるまで時間が少しかかるからまた待てという。
結局、15分が経過して、ラーメンができてきた。
会社まで戻る時間を考えると、正味5分で平らげねばならない。
食事に注意しろと忠告を受けたのに、トンコツ、中盛、短時間と3拍子そろっては、体にいいはずがない。

それにしても、新杉田にあった家系ラーメンの始祖・吉村家で常連の一人だったから、徳にしても、壱六家にしても、たかさご家にしても、家系ラーメンの衰退が見えてきたような気がした。
よくラーメン通の人が麺の固さだ、スープの味だと、うんちくを言っているけれど、要は人だと思う。

ラーメンは、ガッツリ食べたい若者にとって欠かせない存在だが、ただモクモクと食べるだけではなく、スタッフとコミニュケーションを図って、店というかラーメン文化を守り育てるという気遣いが足りないような気がする。
行列のできる家系ラーメンの、行列のできる訳が、お客さんを待たせることというのは、何故か割り切れないものがある。

とんこつラーメン中盛は、750円。
麺太め、チャーシュー薄め、スープ濃いめで、ゆで卵はウズラ。

(外観)


(店内)



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