散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

上から読んでも下から読んでも「本牧本」

2017年10月29日 | ☆撮!本日の逸品

「本牧」は「ほんまき・もとまき」ではなく「ほんもく」と読みます。
3日住んだら「浜っ子」とされる土地柄とはいうものの、
「本牧」が読めなければいけません。
しかし、
チンチン電車(横浜市営の路面電車)が走っていた頃なら常識でしたが、
最近のにわか浜っ子には、読めない人が多くなりました。

本牧大好き人間が集まって、本牧通のための読み物を発刊したと、
中華チャンプ・酔華さんから「本牧本」を紹介されました。
ディープな本牧のあれこれが書かれています。

この本には、表紙のトンネルを「麦田トンネル」と称しています。
正式には「山手隧道」ながら、
関内から本牧へ向かう場合「山手トンネル・本牧トンネル」と呼び、
本牧から関内へ向かう場合「麦田トンネル」と呼ぶことが多いのですが、
本牧通はどちらの場合も「麦田トンネル」を使います。
何故そうなのか、横浜市中区の地図を見ているとわかるような気がします。
例えば「川向」という地名にしても、
本拠地から見て、川の向こう側の土地を指してる場合と、
単に川に向かっている土地に名付けた場合が考えられます。

また、本文中「中区第4地区南部」という地域名も出てきます。
調べてみると、自治会・町内会の連合組織の包括するエリアを言っています。
中区には、現在、12の連合組織があって、
第1、2、3、4、6、と数字で表記している組織と、
関内、埋地といった呼称名のついた組織から構成されています。
昭和22~27年まであった配給等の伝達事務をしていた、
地区事務所(豆区役所)と関連があるようです。

知れば知るほど魅力的な本牧(本牧町・本郷町)のこだわりが書かれています。
それでも、時代とともに、ひとつ消え、ふたつ消えつつあることもわかります。
私たちが住んでいる町にも、多くのこだわりが埋もれているかもしれません。
仕事が一段落したら、街歩きをはじめようと思わせる1冊でした。
「本牧本」を入手するには、本牧へ行ってみないと・・・。

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今日は、自治会の合同防災訓練がありました。
昔の避難訓練に比べて、実践的な要素の多いプログラムになっていました。
それだけ、大規模地震の発生確率が高くなっているということでしょう。
雨天予報が出ているために、小学校体育館内に参集した訳ですが、
対象エリアの住民の1割にも満たない参加者数にもかかわらず、
体育館内は人でいっぱい。
現実的には、体育館は病者と身体的弱者を収容するのがやっとかもしれず、
自宅避難している人への食料・水の配給拠点になる可能性が大と感じました。
核シェルターとまではいいませんが、
自宅に完全耐震構造を持った部屋を一室確保するのがベストなのかも。

家全体の耐震補強工事は、安くないでしょうからね。


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