散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

味噌かつ

2014年10月20日 | ★ぐるメタ坊食日記

名古屋の人が関東に来て不思議に思うことは、味噌汁をつくるとき、買った味噌をそのまま使うことだといいます。
かといって、名古屋に滞在すると、朝昼晩3食とも、味噌汁は「赤だし」なのですから、その違いがしっくりしません。
しかし、名古屋の友人曰く、名古屋は日本の中心、仙台、江戸、木曽、加賀、西京など多方面から味噌が届いたものを、料理によって地元の赤味噌・八丁味噌を合わせて使うので、家ごとにレシピが違い、祖母、母。娘へと代々受け継がれ、また嫁ぎ先の家風も受け継ぎ、自分流にアレンジもするといっていました。
これを聞いたとき、織機や自動車など工業都市として栄える要因がこのような風土にあるのかもしれないと思ったものでした。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と天下取りをする英傑たちの進取の気風も、赤だしの合わせ味噌が育てたのかもしれません。

そういえば、横浜でランチしたときに出る「赤だし」味噌汁が苦いというか、濃いと感じてしまうのは、きっと八丁味噌をそのまま使っているせいなのでしょう。

名古屋といえば「味噌かつ」が有名ですが、これも店によって味噌の配合が違うため、みな有名店だから食べるというのではなく、自分の好みに合った味だから“この店”と決めているのだそうです。

社員食堂の日替り定食に「年2回しか出ない“味噌かつ”が出た」(見出し写真)と、定食通から報告があったので、その当時続けていたインド人になるための毎食カレー丼昼食計画を、グレードアップした“かつカレー丼”に変更して、かつを別皿にしてもらい、味噌ソースを添えてもらうようにしました。(下写真)

食べてみると、苦くて、八丁味噌が勝っています。
そのためか、女性社員からの評判はよくありません。

そこで、名古屋人が旅行の際、旅行かばんに1個必ず入れていくという「イチビキのいろいろ調理みそ」を渡して、後日、試作してもらいました。(下写真)
味比べしながら作ったとあって、なかなかのものです。


その2か月後、またまた「味噌かつ」の登場です。今度は、味噌を別皿にしてもらいました。(下写真)
やや八丁味噌が勝っているかなと思いましたが、それでも美味しくいただけました、まわりの人の評判も上々です。


今度は、名古屋のヒット商品といわれている?ナカモの「つけてみそ、かけてみそ」を入手して、食べ比べ計画を考えているところです。


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