
ここのところなぜか、RPG地下ダンジョン冒険シリーズ的になっています。
店名の「狸穴」は、タヌキアナではなくマミアナと読む地名だそうです。
コトバンクには、日本大百科全書(ニッポニカ)を引用して、
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東京都港区のほぼ中央にある地区で、正しくは麻布(あざぶ)狸穴町。
麻布台とよぶ台地の南端にあり、かつてタヌキの出没するような寂しい所であったが、
江戸中期以降、町が開かれた。
ソ連(現、ロシア)大使館ができてから、狸穴の名はその別名として知られている。
現在、この町名はごく一部にのみ残り、多くは「麻布台」の新町名でよばれる。
[沢田 清]
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と解説がありました。
さて、地下ダンジョンへ潜入します。
突き当りで、90度向きを変えると階段があります。
早速、ゴブリンが行く手を阻んできました。
失礼・食事を終えて、息を切らしながら上がってくるお客さんでした。
今度は、180度向きを変えると、エレベータらしきものが見えます。
また、90度向きを変えると、やっと地下帝国の入り口です。
やはり中が見えず、拉致監禁の恐怖と闘いながら、入店しました。
店内には、そこここに猫走りのような、それとも棚?のようなものがめぐります。
やはり、知る人ぞ知る地下帝国なので、お客さんは9割の入りといったところ。
ということで、本日のランチ。
早々に煮魚定食「いわしの梅煮」は終わってしまったそうで、
代わりに「イナダの煮付」があるといっていましたが、
基本通り、筆頭の「豚ねぎ巻きカツ(見出し写真)」を注文。
店内をウロウロ見まわしていたら、
お茶が出ないのかなぁと目くばせしていると勘違いしたのか、
「すみません、お茶はセルフでお願いします」
と、美人でグラマラスな女将さんに気を使わせてしまいました。
とにかく、女将さんが手本なのか、スタッフはキビキビと動き回っています。
さて、豚ねぎ巻きカツは、梅肉の味がしっかりついていて、
そのままでも美味しいし、これに中濃ソースをかけてもまた、Good!
口替わりの鶏の唐揚げが1個入っているのも、気が効いています。
味噌汁も煮干しの出汁がしっかりしていて、
売り切れてしまった「いわしの梅煮」は、どれだけ美味いんだろうと思います。
夜の居酒屋タイムでも人気のある店なんでしょうね。
(店内)
(外観)
この招き猫が特徴的なビルを御存じなら、関内ツウです。
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