散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ゲンゴロウの活躍

2020年12月14日 | ☆たまに娯楽

韓国歴史ドラマ「オクニョ 運命の女・第5話(ここをクリック!)」を見ていたら、ゲンゴロウが元気に泳いでいるではありませんか!
ドラマの舞台は、典獄署(刑務所)の中、囚人たちが賭け事をしています。

真ん中に三本足の輪を置き、水を張ったたらいに八つの仕切りとその上に1~8までの数字を書いた板が張り付けてあります。
「さあ、張った、張った」掛け声とともに、ここぞと思った数字の板の上に銭を置きます。
ちょっと知恵の回る囚人が「六」に銭を置き、賭け事を咎めに来た役人にも「ここに置けば勝てますよ」と耳打ちします。

すると囚人が「ここに来いよぉ!」と、指先を板の下のたらいの中をこすります。

みんなが賭けおわったところで、ゲンゴロウを真ん中の輪にポトンと落とし入れます。
するとゲンゴロウが、たらいの中を スイスイ フラフラ と泳いでいるかと思うと、やがて「六」のところに入っていくではありませんか!

ネタバレはここまで、その理由は、ドラマをご覧ください。
なぜ、こんなことにこだわるのかといえば、その昔、祭礼の露店でベビーカステラを売っていたのですが、このゲンゴウロウ方式でもらえる数が変わるようになっていて、つい賭け心が騒ぎました。
このときは、3~10まであって、やはり「6」にゲンゴロウが泳ぎ着いた気がします。
微妙な数でしたが「3とか4じゃなくてよかった」とホッとしたものです。
ただ、別の露店でも同じ金額で6個買えました。
つまりゲンゴロウでワクワクした分、得しただけでした。
そういえば、伊勢佐木町7丁目の一六地蔵(ここをクリック!)の縁日でも見かけましたが、さすがにレッドデータ入りの絶滅危惧種となってしまった今となっては、お目にかかることはないでしょうね。
*****以下、2020.12.30追記
無料配信が終了したので、ゲンゴロウの行方を当てられる理由をタネあかししましょう。
さて、知恵の回る囚人は、調理所から豚の脂身を手に入れます。

新鮮な脂身を手にして、ほくそ笑みます。

すると、念入りに脂身を手に塗りつけます。

その手に付いた脂を、自分の賭けた数字の板側面になすりつけます。

すると、その臭いに引き寄せられて、肉食昆虫のゲンゴロウが泳ぎ着くという訳です。
露店のベビーカステラは、大当たりもなく、だからといって外れというのでもなく、ワクワクさせてくれた分だけ「良し」としておきましょうかね。


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