とにかく、いつ行っても「あやしい」という感じは、終始つきまとってきます。
「自由人」とは、いったい何だろうと、その定義を図るようでは、
自分自身、きっと「自由な人」ではない、と思えてくるのが、この店です。
まさか?ガチに参戦するとは思ってもみませんでしたし、
なにゆえ、この店が「商店街」に属しているのか?
地の利というか、地形や家並みからいっても、理解できません。
相鉄いずみ野線・いずみ中央駅から向かうと、
和泉坂上の交差点のマンションに、異様に大きな看板を掲げています。
これほどの看板料は、かなり高額だと思うのですが、
そこから4kmほども離れた、落書きだらけで工事現場風の店構えの安直さが、
アンバランスで、ますます「あやしさ」を醸し出しています。
なかなかの博多ラーメンといえます。
でも、店主に聞いてみると、一切「修行」はしていないとのことで、
3年の歳月を研究に費やし、自己流の仕上がりと言ってのけるのも、
実に「あやしい」としか思えない説明でした。
ということで、替え玉を頼んで、満足しながら、店を出たものの、
バリカタの麺は、時間が経つにつれ、満腹感を増幅させたのでした。
さて、日を改めて、行ってみると、
なんと基本ベースのラーメンが値上げになっていました。
さすが、ガチを見越して値付けするとは、ホントに「自由人」です。
白い博多ラーメン650円
ただし、昼時に続けている半ライス無料は従来通り、
ハムのような薄切りのチャーシューは、若干バージョンアップしているようでした。
外観といい、店主といい、実に「あやしい雰囲気」ですね。
でも、面白そう、近ければ行ってみたくなりました。
たまたま、同級生だったという方から、
昔から自由人だったと伺いました。