都会暮らしと、田舎暮らしと、定年後の棲み家はどちらがいいのだろう?
お茶をする。
コーヒータイム、ティータイムを楽しむ。
今までで、一番至福感に包まれたコーヒータイムは、
水平線に沈む夕陽を眺めながら、洋上を進む客船・飛鳥の展望ラウンジだった。
コンビニでも、ドリップコーヒーが買えたり、ドリップパックにお湯をそそぐだけで手軽にコーヒーが楽しめるようになると、高い値段を支払って喫茶店にいく人もいなくなり、いつの間にかそれらしい店も見かけなくなってしまった。
あえて探してみると、スタバに、ドトール、郊外ではコメダ。
やはり、お手軽なファミレスでフリードリンクになってしまう。
しかし、田舎にはスタバもドトールもコメダもない。
ファミレスはなんとかあるけれど、老若男女織り交ぜて、せわしない。
そもそも、田舎は自給自足が基本。
お茶だって、畑の土手に植えた茶から葉をとって、蒸して器用に製茶する。
お茶受けは、漬物か、山菜のあえ物だったりする。
棲み家の近くにあるホテルブルーベリーヒル・オーシャンテラスでお茶をする。
遥か向こうに海が見える。
ゆったりとした時間が流れていくのを感じる。
(外観)
外に出て見上げると、空は広く、光が注いでいた。
田舎で、田舎らしからぬ暮らし・・・もその一つ。
日頃のストレスが、ここでチャラになります。