散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「軍鶏郭茶寮」自然卵のとろとろ親子丼

2010年05月20日 | ☆グルめぐる横浜

看板には、神楽坂・軍鶏郭茶寮と書かれている。
ぐるなびやホットペッパーなど、グルメWEBに名を連ねているところをみると、東京神楽坂の軍鶏郭茶寮の姉妹店なのだそうだ。
こだわりの軍鶏料理が売りで、この太田町と相生町に挟まれた細い路地にあって異彩を放っている。
黒塗りといい、竹林?といい、凡人の安サラリーマンを威嚇しているとしか思えない。
それが、ランチを始めた。
「一品入魂ランチ」と銘打って、一日30食限定で商っている。
ランチメニューのこだわり書きに、
「開店以来、お電話や、向かいの人気店(グリルサクライのこと)に並んでいらっしゃるお客様から<ランチやってますか?>とお問い合わせいただくたびに、大変心苦しく、いつかはランチをと思ってまいりました」とあった。
逆に、向かいの人気店がランチ営業のみで経営が成り立っていることに気づいて発憤したのかもしれない。
ランチは1種類。
それも、さすがにメニューを変えずに勝負することの難しさを知ったのか、2週間ごとに変えるという。
さて、親子丼は、
唐揚げに最も適しているという地鶏・榛名どりを使い、軍鶏郭秘伝の特製油で揚げ、黄金の100%軍鶏スープで作った出し地にくぐらせ、高級自然卵で仕上げたもの、とも書かれていた。
問題は、そのウンチクを読まずに食べて、そのこだわりのわかる人が何人いるかだ。
たぶん、ブランド好きには、たまらないウンチクではある。
しかし、食品偽装や産地偽装が当たり前のように横行していて、看板だけでお高い商売をしている老舗が多いという業界話のささやかれる現実の前には、いかがなものか?
それを、850円の価格で売っている。
家族経営ならまだしも、姉妹店という看板料も背負い、賃貸料を払い、人を雇っての算盤勘定からいえば、採算度外視のサービスランチである。
私としては、ウンチクはともかく、850円の唐揚げ親子丼としてみれば、及第点をあげたい。
店内は、女性好みのシックな内装、中二階的なフロアも隠れ家のようで受ける印象が人によって違うように感じた。
これが丼ではなく別皿で出たなら、文句なく女性に受けるに違いない。

(外観)


(店内)

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