散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

いず魅力:「清水製あん所」相鉄瓦版に載る

2013年12月04日 | ☆グルめぐる横浜

お店に出ていた十数年前にも取材に来た子だったんだよ。
それにしても、ただしゃべっていただけなのに、うまく書くもんだね。

相鉄瓦版(見出し写真)は、創刊から今回で216号を数えるロングセラーの小冊子だ。
ロングセラーといっても、毎月1日(現在、年10回発行)に、相鉄線各駅頭に置かれる葉書サイズのフリーペーパー。
あるときは著名人だったり、あるときは市井のこだわり人だったりと、これの発行を心待ちにしている人は多い。

今回、プロが作り出すホンモノの味をテーマに特集が組まれ、岩井の胡麻油、川口糀店、そして清水製あん所が取り上げられた。
詳しくは、相鉄瓦版を手に入れるか、ホームページ(←ここをクリック)をご覧いただくか、もしくは、ブログの過去記事(←ここをクリック)を見ていただければわかります。
工場長の荻野さんにお会いしに行ったところ、遠くから買いに来る人が増えたとのこと。
「相鉄線といっても、いずみ野線ばかりじゃないのね」と笑っていた。
静岡県清水市出身の清水さんが、横浜市南区に開業した「清水製あん所」で、南区清水ケ丘から名をとったわけでもなく、泉区中和泉に多い清水一族の関係者でもなかったことと、工場長の実年齢を今回の記事ではじめて知った。

つぶあん、こしあん、そして、手まり焼きという今川焼(あずきあん、白あん、1個80円)を買ってきた。
毎年、秋分の日を過ぎると、アイスキャンデーが売れなくなりはじめるので、今川焼にシフトする。
夏は確か海の日がキャンデーが登場する目安だった。


相鉄瓦版の特需で、ちょっと気合を入れて、手まり焼を焼いているけれど、普段は10個をストック目安に焼いているので、10個以上買いたいときはのんびり待つつもりで出かけよう。
秋冬の晴れ間には、工場から富士山が望める。
隣りのデイリーストアでお茶を買い、とりあえず1個だけ先にもらって、遠く富士山を眺めながら、焼きあがるのを待つのも一興だと思う。
午前10時から焼きはじめ、午後3時ごろには火を落とす。
手まり焼があるかどうかは、この赤いノボリが目印。日、木曜日が定休日。


写真に写るのは苦手。
不便だけど、ここに工場を建てたのは、清水市で富士山を見ながら育ったから、どうしても富士山の見えるところに、兄は工場を建てたかったんでしょう。そのおかげで、毎日、きれいな富士山が拝めて、すがすがしい気持ちになり、長生きさせてもらっているのかもしれない。
でも、美保の松原から見る富士山が日本一きれい。
世界遺産登録に、美保の松原が入ったのは、わかる人にはわかるということよね。


こころなしか、普段より、はみだし気味に焼いている。
なんとかお客さんの期待に応えようとする後ろ姿が印象的だった。


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