久しぶりに野毛の町を飲み歩いた。
結婚する前は、ほとんど毎日のように、4軒ほどハシゴしてから家に帰ったものだ。
その習慣は、先輩から教えられたもので、いろいろと社会勉強させていただいた。
当時はまだ三菱造船所があったせいか、どの店にもお客がいて、活気があった。
造船所跡地がみなとみらいに変わり、東急も廃線となって、町の様子も様変わりしたようだ。
さて、予行演習ということで、大岡川に張り出す都橋ビルにある「都橋のビール屋」という地ビールを扱う店に行った。
昔なら、都橋は、その日の仕上げに行った店が多い。
今は、ポツポツと代替わりをして、若向きの、それも女性客ひとりで訪れるような店ができている。
そのひとつがこの店だ。
店主が大柄なせいか、いたって店の中は狭く感じる。
優しいものごしで、丁寧に今日のビールの解説をしてくれるところが、女性客に人気があるのだろう。
本日開栓!のスコティッシュ・エール(鳥取・大山Gビール)は、見た目ほどには濃いという感じはなく、スッキリしていて美味しかった。
上がMサイズ(330ml)で800円、下がSサイズ(200ml)で500円だ。
カスケード・エール(三重・伊勢角屋麦酒)は、独特の芳醇香がある。サッパリとした感じだけど、アルコール度はやや高そうだ。
さて、いつも行きつけだった「パリ一」。
鯨肉料理にグリーンピースを添えて出したという逸話がある。
鯨のベーコン(見出し写真)にしても、鯨の竜田揚げにしても美味い。
そして、締めはカツだ。先代の手作りソースが懐かしい限り。
帰りがけには、イタリアン居酒屋「ラ・ボッテ」。
店主はイタリア人らしい。
小さな店内は、お客さんでいっぱいだ。
カウンターで、キールロワイヤル(800円)を立ち飲み。濃い。
よくよく見ると、1グラス+パスタ+サラダで1200円などのセットがある。
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