散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

60代のことばたち「お経の意味がやさしくわかる本」

2022年02月03日 | ★集メタ坊屋敷ごみ

鈴木 永城 著/河出書房新社・67ページ目
舎利弗。若有人、己発願、今発願、当発願、欲生阿弥陀仏国者、是諸人等、皆得不退転、於阿耨多羅三藐三菩提。於彼国土、若已生、若今生、若当生。「舎利弗よ。もしも、すでに阿弥陀仏の国に生まれたいと願いを起こした人、あるいは、いま、その願いを起こした人、あるいは願いを起こそうとする人は、誰でも皆、最高の悟りの境地が得られる不退転の位に到達することができる。そうした人はすでに、仏国土に生まれているし、いま生まれた人も、すぐにでも生まれる人でもある。」
*****
本のまえがき「はじめに」の一部には、
生老病死する人生に、あらゆる慈悲と智慧を授けてくれる宝庫・法蔵。それがお経である。その扉を開くのは、ほかならぬあなたなのだが、その功徳はけっしてあなただけの道しるべでは終わらない。「存亡ひとしく(生者・死者ともに)救われる」とは、そのことを示している。
と記述されています。
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日蓮宗の宗祖・日蓮聖人は千葉県小湊(現・鴨川市)の漁村に生まれ、比叡山延暦寺遊学などののち、南無妙法蓮華経の唱題のみを行う「専修題目」を広めるため鎌倉と幾度となく行き来したことから、房総半島や三浦半島には日蓮宗の寺や檀徒が多いので、葬式や親族の法事に参列するたびに「ニョーゼー、ニョーゼー」と繰り返すお経がリズムがあって面白いと思っていました。
そして、高野山の宿坊へ泊まったおり、早朝のお勤めに行ってみると「サンバカ、サンバカ」と繰り返し読経しています。
今どきなら、イントネーションやリズムに変化を持たせれば、ラッパーといわれてもおかしくないなぁ、と思います。
少しはお経のことがわかるかもと読んでみたものの、やはり「やさしい」ものではありませんでした。
高校のころ、倫理社会の授業はひとり面白く聞いていましたが、哲学・宗教理論が面白いのではなく、授業の脱線話が面白かっただけなので、今もそれらの理論に接すると催眠状態に陥る自分がいます。
今日は「節分」。
2010年2月2日のコメントで節分を説明(ここをクリック!)していますので、よろしかったらご覧ください。
なお、冬季オリンピックが開催される中国では、2022年は2月1日が春節(ググったら花火がでました。ここをクリック!)・旧正月の始まりです。

>>>「100ページ目のことばたち」由来


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