今から、80年前「写真週報」という雑誌が発行されていました。
「写真週報」は、戦時中、内閣情報部(のち内閣情報局)が出した週刊のグラフ雑誌です。
ゴールデンウィークを旅行やイベントで楽しんでいる国民がいる一方、
戦争により苦しんでいる国民もいる不条理な世界。
クレムリンにドローンが飛んできたものの、
だれの仕業か判らない中で、
やはり情報が操作されていて、真実にもまして事実も明らかでありません。
日本の平和をどう維持するべきなのか?
歴史は繰り返さないまでも、似てくる可能性もあることを再認識していただければと思います。
写真週報第315号(昭和19年4月6日)
写真週報第316号(昭和19年4月12日)
写真週報第317号(昭和19年4月19日)
写真週報第318号(昭和19年4月26日)
写真週報第319号(昭和19年5月3日)
写真週報第320号(昭和19年5月10日)
写真週報第321号(昭和19年5月17日)
写真週報第322号(昭和19年5月24日)
写真週報第323号(昭和19年5月31日)【欠番】
写真週報第324号(昭和19年6月7日)
写真週報第325号(昭和19年6月14日)
写真週報第326号(昭和19年6月21日)
写真週報第327号(昭和19年6月28日)
写真週報第328号(昭和19年7月5日)
写真週報第329号(昭和19年7月12日)
写真週報第330・331合併号(昭和19年7月26日)【欠番】
写真週報第332号(昭和19年8月2日)
写真週報第333号(昭和19年8月9日)
写真週報第334号(昭和19年8月16日)【欠番】
写真週報第335号(昭和19年8月23日)
写真週報第336号(昭和19年8月30日)
写真週報第337号(昭和19年9月6日)
写真週報第338号(昭和19年9月13日)
写真週報第339号(昭和19年9月20日)
写真週報第340号(昭和19年9月27日)【欠番】
写真週報第341号(昭和19年10月4日)【欠番】
写真週報第342号(昭和19年10月11日)
写真週報第343号(昭和19年10月18日)【欠番】
写真週報第344号(昭和19年10月25日)
写真週報第345号(昭和19年11月1日)
写真週報第346号(昭和19年11月8日)
写真週報第347号(昭和19年11月15日)
写真週報第348号(昭和19年11月22日)
写真週報第349号(昭和19年11月29日)【欠番】
写真週報第350号(昭和19年12月6日)
写真週報第351号(昭和19年12月13日)【欠番】
写真週報第352号(昭和19年12月20日)
戦局がひっ迫している中で、
当時の政府が戦意高揚を意図してグラフを発行し続けました。
かなりの確率で現存しているのは、
物資不足でも政府が積極的に発行し、「隣組」単位で回覧されていたから。
そのため、容易に購入することができました。
ただし、即、カミさんから「屋敷ごみ」とレッテルを貼られました。
紙も粗悪、ページ数も激減し、ついに発行停止となった
昭和20年の写真週報・253-375は、ここをクリック!。
配給もままならず、食料が手に入らない上に、
回覧の質が低下することで、敗戦間近をみな実感していたに違いありません。
なお、掲載内容を知りたい方は、
国立公文書館・アジア歴史資料センター
『写真週報』にみる昭和の世相(ここをクリック!)で、
ご覧いただけます。
単なる標語とか、サブタイトルみたいなものではなく、
これだけで中身が想像できます。