1週間遅かった。
満開のツツジに覆われた城跡の展望台に行ってみようと思いついて、勝浦からいすみ市・国吉まで山間の道をマイカーで出かけた。
ブログの書き込みをしていて、いつもジレンマに思うのは、たとえ、一番見ごろ食べごろに行ったとしても、紹介するときにはほとんどピークを過ぎていたり、限定期間を終了していたりする。
それだけに、今を知らせる、フェイスブックやツイッターで情報発信されるのだろうけれど、情報収集する方もよほどマメだったり、断片的な情報をかきあつめて方針を決めるのだから、安直さが否めない。
そうすると、ホットな情報を、確実かつきれいでわかりやすく発信しているホームページを見るにつけ感心させられるし、それに費やす手間とコストは生半可じゃぁないとつくづく思い知らされる。
さて、万木(まんぎ)城跡公園は知る人ぞ知るところで、ほぼお花見のための憩いの場所のようだ。
春の桜、初夏のツツジを目当てに、お弁当などを抱えて、胸突き八寸の急坂をあえぎながら登っていく。
山頂のあたりでは、ツツジのトンネルをくぐって、展望台まで登る。
展望台に登ると、千葉らしい田園風景が、360度眼下に広がる。
展望の案内板があるのだけど、ポイントを示すものがなく、○○坂、○○寺と表示があっても、いったいどこなのかがわからないし、かろうじて「田園」と表記しているのには、ユーモアを感じてしまう。
駐車場まで戻ってくると、散策コースの案内板があった。
その横には、
「国際結婚しませんか?貴方も必ず結婚できます」という24時間受付中の結婚相談所の看板が、地域の切実な問題を訴えていた。
首都や大都市に一極集中している今の日本は、この先どうなっていくのだろう?
資本主義優先社会では、必ず地方が切り捨てられていく歴史を持っている。
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