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「東北」を名乗っていても、日本のではなく、いわゆる“満洲”地方、「中国東北部」のこと。
それを説明するかのように、看板には地図入りで「東北」を示していた。
本日ランチは、A~ I の9種類。
A.玉子と豚肉、キクラゲの東北炒め(木須肉、中国東北家庭料理)650円
B.茄子とピーマン、じゃが芋の東北炒め(地三菜、中国東北家庭料理)650円
C.油淋鶏(揚げ鶏の香味ダレ)650円
D.エビのチリソース650円
E.牛肉の黒胡椒炒め650円(見出し写真)
F.回鍋肉(ホイコーロー)650円
以上、ライス、スープ、漬物、杏仁豆腐付。
G.豚角煮チャーハン650円
H.麻婆豆腐丼650円
以上、スープ、デザート付。
I.東北人家の焼きそば(極太麺のやさしい味、デザート付)780円
多人数で、いろいろ頼んだので、メニューを見る余裕があった。
よくよく見ると、これがまた面白い。
超人気、豚背ガラの醤油煮込み800→500円。
コリコリ、胃袋、豚血豆
腐と野菜の辛煮1050円。
へんなところで改行するから「豚血豆」って何?となる。
でも、「豚血豆腐」でも少々グロい。
ハチノス、牛肉、豚タンの四川和え880円。
以上、表紙で気になったところ。
ページをめくると、
「前菜」で、人気は、豚耳とネギの辛味冷菜580円。
もみじの四川風味580円。
「もみじ」は業界用語で、鶏の足先の部分をいう。
「串焼き」で、おに筋150円。
牛板筋と書いてあるので、牛スジ肉のことだろうか?
カイコの串焼き200円。
食べたことのある人の話では「ここのは柔らかい」といっていた。
「肉料理・炒め物」で、カイコの四川炒め980円。
「東北家郷料理」で、豚殺し鍋1180円。
殺猪菜と書いてあって、写真では、心臓とレバーが煮てあるような?
「水なし鍋薬膳・干鍋料理」で、犬肉の火鍋2~3人前3150円。
犬肉の盛り合せ1800円。
って、チワワに、プードル、スピッツ、ダックスフンドとかなのかな?
通人いわく「赤犬(あかいぬ)」で中国から輸入されてくるそうだ。
子どもの頃、食用ガエルをつかまえて食べようということになって、赤ガエルが一番うまいといっていたのと同じなんだろうか?
赤犬という分類はなく、チャウチャウが食用犬として飼育されていたとか。
日本人の鯨と同じく、犬食も食文化のひとつなので、目くじら立てるというのも大人げない。
「四川料理」で、鯉の四川煮込み(要予約)時価。
写真は、鍋の上に、ドデッと生の鯉が横たわっている。・・・とにかく、一度は試してみた方がいいのかな?
(店内、2階の個室)
(外観)
東北料理は池袋のディープな一角にとどまっているかと思ったら、広東が多い横浜にもやってきましたか~。
「鯉の四川煮込み」は水煮魚でしょうね。新派の四川料理だとか。真っ赤ですごいです…。
ぜひ、一度見て、よかったら食べてみてください。
そういえば、伊勢佐木町にも中国東北料理の店があり、
カイコの噛みごたえがしっかりしていて、
犬も美味いと食通の方がいってました