「戦争で島を取り返すことに賛成か、反対か」と発言した衆議院議員がいましたね。
「飲酒の上で一般論として発言した」ということで後で撤回するのですが、
飲酒で出るのは、タテマエよりもホンネでしょうし、
これを一般論とひとくくりにする論法がふるっています。
大空襲により横浜の中心部が壊滅したのは、昭和20年5月29日のこと。
空襲の概略は、メタ坊ホームページ「散歩の閑人」
http://picaly1.g2.xrea.com/32_kusyu/kusyu.htm
市民グラフヨコハマ No.15
https://blog.goo.ne.jp/picaly1/e/e2da93feb1e99338a80cad5794fe3a0f
をご覧いただくこととして、
5月31日~6月2日に、かながわ県民センターで、
展示会をやっていたので見に行ってきました。
まず、横浜の空襲と戦災資料が、写真パネルを中心に並べられています。
この資料は、横浜市史資料室で借りることができます。
資料概要 http://archive.city.yokohama.lg.jp/somu/org/gyosei/sisi/siryo.html
シベリア抑留、横浜の戦跡、アジアでの戦争、ベトナムの枯葉剤被害・・・
そして、横浜米軍機墜落事件など
最後には「美空ひばり」のコーナーがありました。
美空ひばりは、横浜大空襲のあった5月29日が、奇しくも誕生日(1937年)でした。
それだけに戦争と戦災について
「二度とあってはならない。この世から無くなって欲しい」と願っていました。
1988年6月24日、享年53歳でこの世を去りました。
今月24日、磯子区新杉田の杉田劇場で「美空ひばりが立った磯子の舞台」をテーマに、
彼女を知っている地元の方のトークと、マンドリン演奏があります。
http://blog.livedoor.jp/isogo1212/archives/65811070.html
興味のある方は、申し込みの上、行ってみてはいかがでしょう?
定員〆切だったら、ごめんなさいね。
展示を見ている人の中に、高校生がちらほら。いいね!
風化させてはいけない戦争の記憶を伝えることが必要と、
議員の「戦争」発言を聞いて、つくづく思いました。
イージスアショア配備の話も、年金暮らしに2千万の貯蓄が必要という話も、
腑に落ちないことだらけで、
高齢者の自動車事故、児童虐待のニュースとともに、ストレスが貯まります。
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