ランチどき、いつも同伴する方がいて、注文をするときに、
その方が注文したものと違うものを頼めば、絵面が2枚となる。
ランチの情報がメインのブログ書きをする以上、
絵面が1枚よりも多い方が見応えがあっていいに決まっているから、
ある意味では、ブログ作りに多大に貢献していただいている。
これからは、ちょくちょく、ご登場願うので“先生”と呼ぶことにしよう。
しかし、先生は、冒険を好まれない傾向の方なので、
私が「今日は、ここっ!」と指さす店に、不安顔で返されると、
入りたくても入れなくなるときがママあるし、
また、今一度、確かめたくて入りたい店があっても、
前回、サービスが悪かったり、まずかったりすると、やはり先生はNONとなる。
「今日は、久々に中華街で食事しましょうか?」と言ってみた。
私と一緒にランチ歩きをするまでは、週に3、4回は中華街だったそうで、
いつもお決まりの店があったとか。
そのひとつ「心龍」は改装中。
出足が遅かったので「萬来亭」は、満員に違いない。
エビワンタンの「慶華飯店」は、すでに掲載済みだし、違うメニューを頼むのは・・・。
「邨昌」は、タバコの煙が気になるし、だからといって「中華飯店」という訳にも・・・。
そして、
強引な客引き、従業員のたちの悪さ、中華街まちづくり協定に違反しっぱなし、
というウワサに名高い「金龍飯店」は、当然、避ける。
ためらっているうちに、「海員閣」の近くまでやってきた。
すると「今日は、並んでいないから、あそこにしましょう」と、先生に促された。
戸を開けてのぞきこむ。
「相席で、こちらにどうぞ!」と1階の帳場横のテーブルに案内された。
さすがに、定番の牛バラは、すでに掲載済み。
迷っていると、先生が「五目うまに丼」800円という。
あれ?この前と同じじゃない?と思ったら、前回は「そば」だった。
「じゃあ、それのカタヤキソバ」800円・・・を、注文することにした。
横浜中華街には、200店舗以上の中華料理屋がひしめいているというのに、
なんとも、期待しているみなさまには、大変申し訳ない。
ところで、私の中では、牛バラ丼は、今は無き「満福」が美味かったと思っている。
しかし、中華街の老舗って、いくつ生き残っているんだろうか?
いつまでも、日めくりのように続くことを願って・・・。
私の大好きな店は、香港路の「上海飯店」です。その店の「パイコー飯」が大好きです。
お世辞にも綺麗とは言いがたい、「汚シュラン」に推薦したい店です。
それに加えて、店主の無愛想なことこの上ない店です。
でも、私は「パイコー飯」が食べたくなると行ってしまうのです。
かなり前になりますが、お客さんの目の前で夫婦喧嘩をはじめ、茶碗が飛び、熱々の料理が飛び、ついには、あの中華包丁が飛んだので、その場に居合わせたお客さんが、驚いて店から飛び出したという伝説があります。
しかし、味に定評があるため、お客さんが集まる訳ですが、忙しくなればなるほど機嫌が悪くなるので、そこそこの客入りの時でないと、うっかり入れません。
しばらくランチしていませんので、今度確かめに行ってきます。