強い！ゴールドシップ。

いやぁ、わかってだけど強かったです
昨日の菊花賞は久しぶりにテレビ観戦。３０００メートルの長丁場は騎手同士の駆け引きが面白いので見応えがあります。

＜レース展開＞
ゴールドシップは最内の１番枠なのでレース中、回りに囲まれて仕掛けの時に出るに出れない展開だけは避けたい。本当は真ん中くらいの内側をロスなく回って４コーナーから馬がバラけた隙間を抜け出す展開が理想だけど、包まれてしまっては万事休すとなるやも知れぬって事でいきなりシンガリ（最後方）に下げて、残り１７頭を前に置く作戦に出た。

見てる側からすると一番「ひやひやする」面白い展開！

さて、じっくり馬と呼吸を合わせいた内田騎手は向う正面（３コーナー手前）から外側をするすると前に進出し先行集団に取り付いた。いわゆる捲り先方だ！

え？仕掛け早すぎるんと違うの？これじゃ最後の直線で息が持たないかも。

見ているファンの気持ちと裏腹にゴールドシップは４コーナーで早々と直線先頭に立つとすがりつく残りの馬達に馬体を並ばせる事もなく１着でゴール板を駆け抜けた！終わってみれば横綱相撲でした。

＜血統＞
さて、このゴールドシップのお父さんはステイゴールドと言って現役時代は国内Ｇ１を勝っていないのに凄くファンの多い馬でした。私もよく買ったものです。１着には来ないけど２着３着はよくあるいわゆる“善戦マン”です。ひたむきに走る姿が競馬ファンに好感を与えたのでしょう。そんなステイゴールドですが子供となるとドリームジャーニー・ナカヤマフェスタ・オルフェーブル、そしてゴールドシップと強いＧ１馬達がいるので今後も注目の種牡馬ですね。