勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『おおかみこどもの雨と雪』

2013年05月08日 | 映画
狼と結婚した女の半生を描く・・・まぁ、どうせ突っ込み所満載のアニメだろうな~と思っていたがTUTAYAで大々的に並んでいたのでついレンタル。それで観てみると直ぐに映画の中に引き込まれ夢中になっていた自分に気付く

あらすじ【ネタバレあり】:
大学に通う主人公“花”は同じ大学に通う(通うといっても学生ではなく勝手に通っている)狼男に恋をする。人間と狼とどちらの姿にもなれるのだが人間として過す事を決めた男は花の明るさに引かれ、やがて二人は結婚。そして二人の子供(長女:雪、長男:雨)が生まれるのだが、事故で旦那は死んでしまう。当然子供達は“狼人間”なのだがお父さんがいないので育て方も良く分からない。世間の幼児達と一緒にする訳にもいかずひっそりと育てるのだが、夜に遠吠えをするものだから管理人からは禁止のペットを飼ってるのではと疑われるわ、児童相談所からは予防接種を受けてないのはどういう事だと迫られるわ・・・
仕方なしに都会を離れ山奥の村の一軒家へと移り住む。そこでは近所の気がねもなく(村の人たちの優しさにも助けられながら)伸び伸びと育ち、やがて小学校へと進んでいく。しかし長男の雨は山の中の動物達との生活に目覚め“狼”としての生き方を選ぶ事に・・・

とにかく絵が綺麗で細部にまで描き込まれているので臨場感にあふれているのがいい!山の生活では「となりのトトロ」とかぶりそうな感じは否めないが、安ものっぽさもなくなかなかどうして良く出来た映画だと感心した。写真は長女(雪)が同級生に狼であることを告白するシーン。
思わず涙が出てしまったのである

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