映画『とらわれて夏』

これはなかなかの秀作だと思います！
有りがちでないストーリー展開から始まり、有りがちな展開に変わって行き、最後は良い気分にさせてくれる大人の映画。ぜひ観てみて下さい

舞台はアメリカ東部の静かで小さな町。シングルマザーのアデル（ケイト・ウィンスレット）とその息子のヘンリー（ガトリン・グリフィス）は、殺人罪の逃亡犯のフランク（ジョシュ・ブローリン）と出くわしてしまう。強引に自宅に押しかけられたアデルとヘンリーは結果的にフランクを自宅にかくまうことになってしまう。やがて、フランクは家や車を修理したり料理を教えたり、ヘンリーに野球を教えたりと二人の為に尽くす。数日間の短い生活だが二人はフランクに癒される。そして・・・


あの映画タイタニックから１７年。押しも押されぬ大女優となったケイト・ウィンスレットは数々の主演・助演女優賞を取ってきただけあって演技は見事です。細かい心理描写や目の表情、またまた磨きがかかった感じですね～
ラブストーリーでありながら男性が脱獄犯と言う事で常に緊張感が有って、展開に深みを生んでいます。「恋のゆくえはこうあって欲しい！」と思う通りには行かないのは分かっちゃいるけど・・・

当然吹き替えでなく字幕ですぞ