勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

リコール問題、メーカーのリスク。

2014年10月27日 | 
エアバッグの巨大リコール問題で今日も「タカタ」の株が売られています。
どこまで下げるのかってことですが、巨額特別損失を既に計上しているので、今後予定外の大きな損失は出ないとのタカタの見方です。しかし、投資家にとって頭の痛いのは今回の損失ではなく今後の売りに大きく影響する可能性が大きいという事ですね
特損は一回こっきりですが“失った信用”を取り戻すのは至難の業です。しかも、タカタはエアバッグでは世界2位の企業。上には1位がいますから当然タカタのシェアを狙ってくるでしょう。どれだけ防御できるかが肝心なところで、この部分は外から見ていて判らないところなだけに一旦退却する投資家が多いのではないでしょうか・・・

このように、メーカーという業態は常にリコールのリスクを抱えて商売(生産)しています。近年は中国の工場で生産した物を輸入販売してメーカー的な立場をとっている中小企業はわんさかいます。大企業の様に資本力はありませんので大きなリコールには耐えれません。倒産するしかないのです。
ですので結論は「リコールしない」という事になりますね。実際、「これは全品回収やむを得ぬやろう」と思う事が普通に無視されて流れているのを時々見受けます。(小さくてニュースにもらない事項ですが・・・)
ただし今回の様に人の命に係わる物は別問題ですけどね

さて、今日の相場は伸びましたが上が重たそうなのが気がかりですね・・・
個別ではオンコを半分寄りから売って確定!あとは流しです。


<保有銘柄>
ゲオ
オンコセラピー・サイエンス
カプコン
ニコン
ザインエレクトロニクス
ザッパラス
東海カーボン
ノリタケ

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