勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

これでいいのか?

2014年10月31日 | 
本日、総務省が発表した9月の家計調査では全世帯の消費支出は1世帯当たり27万5226円で実質前年比で5.6%減となりこれで6カ月連続の減少ですね。当初、市場予想では前年比4.3%減とされていましので大きく下回ったということです。
そして9月の勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり42万1809円で実質前年比6.0%減(12カ月連続で減少)となり景気回復には程遠い、かなり厳しい数字となりましたね~

そしてそして、本日日経平均株価が爆上げ~~~

我々、株投資している人間にとっては歓迎なのですが、株に関係ない人には甚だ迷惑でしょう。本日の日銀の金融政策決定会合でマネタリーベースの増額目標を年間60兆~70兆円から、年間約80兆円に増やす追加緩和策を発表。「日銀はまだまだ日本国債買って、お金をじゃぶじゃぶ出しますよ~」ってことですよねぇ・・・
「10%への消費増税しても大丈夫。きっとうまくいきますから~」というメッセージの積りでしょうか。

やはりおかしいですね・・・どうかしてるよ

この発表を受けて円は売られ一気に円安へと進みました。このままいくといろんな物が更なる値上げとなりそうです・・・


さて、個別の方はオンコやカプコンはお休み状態
代わりにその他銘柄が上昇。まぁ、この日経の上げではどれもこれも上がりましょう


<保有銘柄>
ゲオ
オンコセラピー・サイエンス
カプコン
ニコン
ザインエレクトロニクス
ザッパラス
東海カーボン
ノリタケ


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引き際が肝心。

2014年10月31日 | Weblog
安倍政権による経済政策“弱い者いじめ”は低所得者にとって誠に重しとなっています。今「自民党による」ではなく「安倍政権による」と言ったのには意味が有ります。党が右へ向いていても「みんな左を向いてください」と総理が言えば、みんな左へ向き直すことがあるからです。皆さんも記憶に新しいあの『小泉純一郎』さんがそうでした。自民党にいながら自ら「自民党をぶっこわす!」と言った方ですね
当時、国民がうんざりしていた自民党の“派閥政治”を俺がぶっこわすと言って国民から支持を受け、ケレン味のない笑顔で小泉ブームを巻き起こしました。私は特に小泉ファンでもありませんが、良い意味でも悪い意味でもこの方は間違いなくカリスマ性がありました。そして国民側から見ていても「ぶれない」イメージが強く、常に国民の立場を考える固い意志が見てとれました。

それに引き替え安倍さんは・・・

小泉元総理の言葉です。
↓↓↓↓
「ある程度、あいまいな部分を残しておくことの重要性は分かっている。しかし、ごまかしは嫌いだ。全部の人が賛成することなんてあるはずがない。みんなの顔色をうかがっていたら、自分がなくなってしまう。自分をなくしてまで政治家をやる必要があるのか」 【佐高 信さんのコラムより】

そして小泉純一郎は66歳の時、引退宣言をして政界をあっさりやめてしまいました。息子(小泉進次郎)へとバトンタッチした事も有りますが、潔い引退だったと思います。ヨボヨボになっても辞めずに「先生」と呼ばれたい長老達や不祥事を起こしても「責務を全うする」とかいって辞めない議員もいらっしゃるようですが、年間何千万も使えるとあってはなかなか辞めれないのでしょう。きっと・・・

また、長老議員や経済界に気を配ってばかりで国民を置き去りにしている安倍総理は、かつて小泉イズムを引き継いだ人材だったはずだが、やはり器の違いでしょうかね~。

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