勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

ビジネスモデルの変化。

2015年03月06日 | 時事
ビジネスモデルというものにも消費期限があります。
コンビニ3位のファミリーマートが、サークルKサンクスが一緒になるみたいですね。ネスカフェのネスレ日本がコンビニと自販機こら缶コーヒーを無くするニュースも出ていましたが、この2つのニュースには関連性が有り、ビジネスモデルが絡んでします。その昔、自販機が街中にどんどん設置され(そのお蔭で日本は自販機世界一になりましたが)どこに出かけても缶ジュースや缶コーヒーは手軽に飲めました。やがてホットのボタンが現れて冬でも売れるようになり、ペットボトルの水やお茶が現れ、今思えば自販機のバリエーションの歴史は驚くべきものです。

しかし、コンビニが現れ全国を網羅して自販機の付加価値がグンと下がりました。とにかく品揃えでは自販機はコンビニに勝てませんから自販機はオフィスや工場の敷地内等の人から最も近い場所に活路を求めました。ところが缶コーヒーに関しては昨年からブームのコンビニ100円コーヒー戦争が勃発。なにせ、100円で豆からひくレギュラーコーヒーが飲めるのですから自販機で缶コーヒーを買う気にはならないですよね かくして、ネスレはコーヒーにおける自販機ビジネスモデルは終焉を迎えたと判断し撤退を選んだわけです。

どんな商売にもビジネスモデルが有ります。コストコがあれだけ安い理由も「原価に近い価格で販売しても年会費で会社を運営出来る」というビジネスモデルの上に立っているわけで、アマゾンが1個から送料無料で遅れるのにも理由が有ります。企業は常にこの「ビジネスモデル」を組み立てながら運営されていくので、そこを考えながら仕事をするってもの楽しいもんですよ

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