綺麗な負け方。

舛添知事の辞職が正式決定しました。余りにも「無様」としか言いようがありませんね。東京都知事として格好の悪い歴史を一つ残したということです。将棋で言うと完全に負けていて逆転不可能な状況下で、逃げ回り空しい抵抗を続け単に駒を動かしているだけのつまらない一局に等しいです。「綺麗な負け方」と言うものが有ります。それは「いさぎよさ」にも繋がるもので、先をしっかり読めば解るというもの・・・
こんな辞め方をした知事の名誉挽回は、かなり難しいでしょう。負けは潔ければ潔いほど挽回も早いのが世の常です。それをしっかりと理解していなかった所が非常に残念なことではないでしょうか。この方が今後どういう生き方をされるかは知りませんが、ある意味（少なくとも私は）非常に参考になりました。そんな場面でも同じですがミスは小さいうちに対処すれば大やけどになる事は有りません。それを見てみぬふりをしたり、軽く考えていると後で痛い目に会う教訓の典型といえるでしょう・・・