だまされた国民。

世界的お騒がせのイギリスのＥＵ離脱直後に訂正が入りました。
なんと、投票前に離脱派が訴えた「ＥＵ加盟国として週４８０億円もの支払いはもったいないので国民医療サービスの財源にしよう」との意見が真っ赤なウソだった！　実際にはその約３分の１ほど。それでも結構な額だけど大風呂敷を広げられ、それを信じた国民は騙された格好となりました。選挙無効でもう一度やり直せば違う結果になりそうなくらいですね～。
当然・・・国民の怒りは爆発！
ツイッターでも「うそを信じてしまった」と離脱に投票したことを後悔する書き込みが増加し、再投票を求める請願の署名は２６日夜時点で３５０万人を超えているとの事です。
【出典：毎日新聞】

また、予想通りイギリス通貨のポンドは更に暴落しており、イギリスは格付け大手のＳ＆Ｐから最上位トリプルＡから２段階引き下げのＡＡまで格付けを落されており見通しはネガティブとなっています。ＥＵ側にしてみれば昨日までの仲間が今日突然「俺たちは抜けるぜ」と一人だけ去って行ったわけですから怒り心頭でしょう。映画ならイギリスは裏切り者的な役割で、どこかで罰が当たって痛い目に会い再度仲間入りしたくてももう居場所がないパターンってところですか^^;

とは言え、やせても枯れてもロンドンですから大規模な金融市場が戦争とかで崩壊したわけでもなく落ち着けばゆっくりと元に戻って行くかもしれませんね～。ただしその時のポンドがどれだけのものなのかが気になります・・・