昨日(2007年6月7日)、生物界の、特にハナアブのビッグネーム池崎善博教授が上五島に生息調査のため来島しました。池崎教授は長崎県生物学会と長崎昆虫研究会の会長さんでもあります。雲の上の存在なので僕の心臓はバクバクです。
上の写真は昨晩旅館の従業員にお願いして記念写真を撮ってもらいました。肖像権もOKを頂きブログに掲載しましたが、問題は僕。mezaseguinessはすこぶる人相が悪いので後姿でご勘弁を・・・。
2時間ほどの短い時間でしたが、ハナアブ談義で時が過ぎるのを忘れてしまいました。
池崎教授が学生の頃、ハナアブの同定を専門家にお願いしたけど、いつまで経っても返事が返ってこないので、それなら自分で研究しようと思い立った事や、一時期日本のハナアブ研究家が池崎氏を含めてたった2人しかいない時期があったことなど、ハナアブ研究50年の経験を熱く、そしてやさしく語ってくれました。
そしてハナアブのことについても、横文字がさっぱり駄目な僕に気を使ってくれて、分かり易く、種の発生場所や採集ポイントのヒントなど、色々教えてくれました。内容は、もしかしたら引用がヤバかったり僕が間違って解釈していて池崎教授にご迷惑をかけてはいけないので割愛します。
池崎教授の採集品の中に五島列島初記録のハラアカナガハナアブChalcosyrphus frontalisがありました。僕は初めて見るハナアブなので写真を撮らせてもらいました。
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* 2007年6月14日訂正 ↑の五島列島初記録のハナアブはヨツモンハラナガハナアブではなくハラアカナガハナアブChalcosyrphus frontalisでした。池崎教授、有難うございました。
ついでにキタヒメヒラタアブとホソヒメヒラタアブの判別ポイントを分かり易く教えて貰いましたので、本日(6月8日)、微妙なサイズのヒメヒラタアブの♂を探しました。
目測で7~8mm程と思われるヒメヒラタアブを採集。酢酸エチルで絞めたあとノギスを当てたらジャスト7mm。
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判別ポイントは交尾器の毛の向き。腹部にそって水平にのびているのがホソヒメヒラタアブ、斜め下にのびているのがキタヒメヒラタアブだそうです。このヒメヒラタアブはホソヒメヒラタアブSphaerophoria macrogaster です。
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これがコンデジの限界です。↓もしかしたら逆光気味の方が見やすいかもしれません。
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池崎教授、有難うございました。
コンデジで参戦中、クリックしていただけると嬉しいです。
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上の写真は昨晩旅館の従業員にお願いして記念写真を撮ってもらいました。肖像権もOKを頂きブログに掲載しましたが、問題は僕。mezaseguinessはすこぶる人相が悪いので後姿でご勘弁を・・・。
2時間ほどの短い時間でしたが、ハナアブ談義で時が過ぎるのを忘れてしまいました。
池崎教授が学生の頃、ハナアブの同定を専門家にお願いしたけど、いつまで経っても返事が返ってこないので、それなら自分で研究しようと思い立った事や、一時期日本のハナアブ研究家が池崎氏を含めてたった2人しかいない時期があったことなど、ハナアブ研究50年の経験を熱く、そしてやさしく語ってくれました。
そしてハナアブのことについても、横文字がさっぱり駄目な僕に気を使ってくれて、分かり易く、種の発生場所や採集ポイントのヒントなど、色々教えてくれました。内容は、もしかしたら引用がヤバかったり僕が間違って解釈していて池崎教授にご迷惑をかけてはいけないので割愛します。
池崎教授の採集品の中に五島列島初記録のハラアカナガハナアブChalcosyrphus frontalisがありました。僕は初めて見るハナアブなので写真を撮らせてもらいました。
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* 2007年6月14日訂正 ↑の五島列島初記録のハナアブはヨツモンハラナガハナアブではなくハラアカナガハナアブChalcosyrphus frontalisでした。池崎教授、有難うございました。
ついでにキタヒメヒラタアブとホソヒメヒラタアブの判別ポイントを分かり易く教えて貰いましたので、本日(6月8日)、微妙なサイズのヒメヒラタアブの♂を探しました。
目測で7~8mm程と思われるヒメヒラタアブを採集。酢酸エチルで絞めたあとノギスを当てたらジャスト7mm。
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判別ポイントは交尾器の毛の向き。腹部にそって水平にのびているのがホソヒメヒラタアブ、斜め下にのびているのがキタヒメヒラタアブだそうです。このヒメヒラタアブはホソヒメヒラタアブSphaerophoria macrogaster です。
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