3年前くらいに飼っていたざりがにの脱皮した甲羅をとってあります。
小学2年生の初夏に授業でもらってきて、2年くらい飼っていました。
そのうち2回の脱皮の殻を保存してあります。
ひとつは尻尾が食べられていました。
脱皮した殻をとりあげましたが無事大きくなっていたのでよかったです。
脱皮した殻は当然ながら、脱ぎたての衣のようにやわらかいです。
時間がたつにつれて硬くなります。
触覚や足や微細毛もすべて外側がそのままに残っています。
人の体にたとえると人間の肉体から小人が出てきて、その抜け殻のような、
でも今まで接してきたのはその抜け殻であり、僕はここだよと小人が言ってもぴんとこない、
そうような想像があります。
ザリガニは外側だけとはいえ、完璧な外観を脱ぎ捨てています。
さて、このあと順調に大きくなり次の脱皮のときはしっかりとっておくことができました。
あまりにリアルで中身がない抜け殻でないようです。
比較すると大きさの違いがわかるでしょう。
せっかくとってあるので細部の造形の記録をつくってみたいと考えています。
両眼でみる顕微鏡なるものが今はあるようです。
しらべると「双眼実体顕微鏡」というようです。
下記は実体顕微鏡 ST-30R-P Amasonでの価格:¥ 21,000
高額ですが合体でつぎのようなものもありました。
ビクセン 三眼実体顕微鏡 SL-60ZT
参考価格:¥ 220,500 価格:¥ 176,400 OFF:¥ 44,100 (20%)
総合倍率8倍~40倍、12倍~60倍、作動範囲50mm、透過投射照明付。宝石や鉱物の鑑定、あるいは毛髪表面のチェックなど幅広い用途に使われています。
手が出る範囲で考えて見ますと、桁が違う安い顕微鏡がありました。
コンテック LED付コンパクト顕微鏡 HE-18
参考価格:¥ 2,415 価格:¥ 1,778 OFF:¥ 637 (26%)
総合倍率 60x~100x
なんで安いかというとレンズがアクリルだからのようです。
ゆがみ、解像度や耐久度にこだわりを持つとガラスになると思いますが、製造技術の進歩で成型加工の容易なアクリルで精度があるていど高いレンズを作れるようになったのだと思います。
観察対象を明るく照らす光源にLEDが使えるようになったのも顕微鏡の手軽さに大きく貢献しているようです。昔は鏡を調節していました。
脱皮したあとのざりすけくんの写真
脱皮した後もすくすく育ち、殻の中身は丸々元気でした。(当時)