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大地の芸術祭2018in妻有 観光客

2018-09-23 08:46:37 | 地域

とどのつまりの妻有に、大地の芸術祭の最終日にかかる2018/9/16-17で行ってきました。
旅先で話が上手にできるようになれるか、が今後の課題と気がつきます。
楽しく話をするには、まず自分が旅先で楽しい気持ちでいることだろうと思います。
そう思えること、気持ちの状態、渋い顔でなく笑い顔になれるか、自分のしらない自分に出会えること。
旅をするのは刺激をもらって新しくなりたいからなのかも。

「観光客の視点」「イデオロギーのかわりにコンピュータが与えられたこの時代において、ぼくたちはどう世界と関係をもつべきか」
「子として死ぬだけでなく、親としても生きろ」ゲンロン0の言葉を感覚で受け取ると、旅先で関わり合いを持てるようになりたいと思ったのです。
苦手ですけど。

今回の旅は、十日町にあるキナーレと清津峡渓谷トンネルの先にあるパノラマステーション訪問をメインとしていました。
清津峡温泉の「せとぐち」に会期中のみある宴会場雑魚寝素泊まりコースに宿泊予約しています。
ロードバイクの輪行で回る予定が雨模様となってしまったので、歩きスタイルでの参加とします。

大宮から越後湯沢まで160Km新幹線で55分くらい。越後湯沢から十日町まではほくほく線直通で30分弱といったところ。遠いけれど埼玉からは行きやすいところです。

 十日町の駅出口はJR側とほくほく線側があります。
ほくほく線側の駅はきれいで芸術祭の受付やおみやげ屋さんがあります。

十日町の街中を抜けキナーレへ向かいます。雨がしとしと降っています。
途中にあるオブジェ、うさぎ、きつねなんだかわからない。かわいいかこわいか不思議な感じ。



 

キナーレ到着
http://kinare.jp/


キナーレでは四畳半の展示を見て回りました。切腹ピストルズの演奏がはじまり賑やかになりました。

 

 

地元米のおにぎりを食べて、このあと、切腹ピストルズといっしょにキナーレから十日町駅までどんちゃんと練り歩きについていきました。
切腹ピストルズよいですね。
http://seppukupistols.soregashi.com/

 

十日町博物館に立ち寄り、国宝火焔型土器などをみます。
縄文時代に住んでいる人たちの文化圏が信濃川沿いから日本海など広範囲に火炎型土器が広がっていることでわかります。
信濃川火焔街道MAP、土器土器コレクションなど載っているガイドブックをもらったので次はロードバイクで走ってみよう。
http://www.tokamachi-museum.jp/

ほくほく線で「まつだい」に移動し駅周りの展示を見ます。

草間彌生さんのオブジェは強力ですなあ。

本当は、星峠の棚田を観てきたかったのですが移動手段も限られていたのでまたの機会に。
まつだいでの記憶はNIAのKさん(によく似た)家族を見かけたことです。違うかも、たぶんそうでは。
バス移動の時間を考えて本日の宿にたどり着くために、あわただしく十日町駅に戻って津南へ移動します。

そこで飛び乗ったのがなんだかきれいな電車。快速おいこっと。観光案内や車内販売のある豪華な列車でした。
指定席券が必要ということでやや焦りましたが、よく考えると一駅だけでもなかなかできない経験。
のんびり旅ができそうでよい列車でした。鉄一人旅の人たちがいましたね。
お酒やおつまみ持ちこんで、車内販売でキーホルダーとかクリアファイルとか買っていて楽しそうでした。
ゆったりした時間。あわただしいTOKIOの反対でOIKOTという車名の車両にあっています。

野沢菜いただきました。
 

津南駅到着。この電車に乗るだけの母子いました。お父さんが駅に車で迎えに来ていました。

津南駅には駅校舎内に温泉があります。
入りたいのもやまやま、まだまだ汗をかいてしまうのでやめてしまいました。

歩いて展示会場へ。ワープクラウド。不思議な空間。これは脳みそに刺激あり。写真では伝わらないなぁ。

 

 

津南の案内所から越後湯沢行のバスに乗って、清津峡の宿「せとぐち」さんへ。
建物は古いですが温泉のんびり気分です。朝食1500円をつけてもらいお釜炊きのご飯をおいしくいただきました。

この宿から清津峡へは4Km歩いていきます。雨の中てくてく汗かきながら。

清津峡トンネル到着
http://nakasato-kiyotsu.com/

目的にライトケープまで750Mです。
途中のオームの目の様な空間、かんじよいです。

さてさてライトケープ

 よくできています。

トンネル後は冷えた身体を足湯で温めました。ペリスコープです。

「うつすいえ、おもいをあむ」もよかった。東京電機大学と共立女子大学院のゼミの作品。
新潟の夜空を足元の鏡に映している。
何も知らずに暗い部屋に入ると足を踏み外すと落っこちてしまう床だった。その下には星空が広がる。
写真では伝わらない経験。
「おもいをあむ」で久しぶりに縄を編んでみた。若い人が応対してくれてうれしい。
35年前に草鞋を作ったことあるが覚えているもんだ。

 

SOKO:期待せずバス待ちの時間つぶしのつもりで訪問。
磯部行久さんの作品に出会えてよかった。
広い空間のなかでのアート、建築物もそうなのだけど日常的に無意識に感じる気持ちの振れ幅のある空間づくりは面白い。

ただアートがあればいいのではなく思想も組み込まれていく。そのひとつの環境への考え方。
おしつけでなくまずこういう観方もできるんだけど、どうでしょうという問いかけを感じました。

午後も回る予定だったが刺激うけ疲れてしまったので清津峡入口から直接バスで越後湯沢にでて帰宅路。
越後湯沢駅構内のお風呂にはいってさっぱり。単純な温泉みたいだけどお酒がはいっているそうな。
エチゴビールのレッドエールはおいしいです。

大地の芸術祭がおわったあとどうなっているのか、と思っていたら
「『大地の芸術祭』の里 越後妻有2018秋」があるそうです。

http://www.echigo-tsumari.jp/

以上