僕の好きなアメリカのバンドの1つにJ.Geils Bandがある。
一時期はアメリカのStones と言われアルバムFreeze FlameとシングルCenterfoldの両方が全米1位を獲得すると言う快挙を成し遂げたJ.Geils Band を覚えている日本人って少ないと思う。
Centerfoldは今でも時折C Mで使われているのでこの曲を知っている人も多いと思う。
せっかくこの曲とアルバムの大ヒットで一躍スターバンドの仲間入りをしたと言うのにライブアルバムShow Timeをリリース後暫くして何とフロントマンである Peter Wolf がバンドを脱退してしまうという予想外の展開が待っていた!
バンドにはメンバーチェンジや解散は付き物ではあるが苦節十何年を経てやっとトップバンドの仲間入りが出来たその時にこんな事が起こるとは・・・
かく言う僕もこのバンドの事は全くノーマークだった。多分Freeze Flameで彼らがブレイクする少し前に友人の下宿で彼らのアルバム Sanctuary 聴かせてもらったのが彼らとの出会いだった。
ボーカルのPeter Wolfの歌い方がストーンズの Mick Jaggerに似ているよと言われて聴いてみると・・・
お〜お!確かに Mick じゃん‼️
特に4曲めの Sanctuary のサビのSanctuaryを繰り返すところなんてまるで Mick が歌っているみたいだ。
このアルバムはキャピタル レコードに移籍第1弾のアルバムで彼らとしては8枚目のスタジオアルバムだ。
リーダーはJ.Geils だけど実際にバンドの核となり曲を作っていたのはヴォーカルのPeter Wolf と キーボードの Seth Justman だ。そして このバンドの売りがもう1つある。それはマウスハープの Magic Dickのプレイだ!このマウスハープの演奏が Peterのボーカルに負けないくらい熱いんだよね。
このアルバムはまだシンセサイザー全開ではなくそれまでの流れは踏襲されていると思う。
ファースト シングルとなったポップ チューンの One Last Kiss は実にキャッチーでポップだけど何か日本の歌謡曲ぽく感じるのは僕だけだろうか?
このアルバムの一番の聴かせどころはやはりバラード Teresa だ。まさに王道の泣きのバラード。Peter がソロで来日してくれた時にこの曲も歌ってくれたけど、最高にカッコよくて泣けました。9曲で演奏時間が40分にも満たない。だから聴き始めたらアッと言う間に終わってしまうという感じ。それだけ捨て曲もなく一気に突き進んでいく彼らの自信に溢れた1枚と言える。
凄いバンドと言われながらもなかなかレコードが売れないバンドの代表格みたいなところもあった。彼らは典型的なライブバンドだったのでそのライブの凄さには定評があった。
彼らは3枚オフィシャルにライブアルバムを出しているけど 最初のFull House は 名盤と言っても過言でない。兎に角熱い!このアルバムの完全版を是非ともリリースして欲しい。
日本にも一度だけ来てくれたことがあった。次のアルバムLove Stinksの頃だ。だから僕たち日本人は彼らが全米No. 1となった時の彼らのライブに接することが出来なかったのだ。 彼らのライブはアンコール 7〜8回は当たり前と言うバンドだったのだ。実際日本でのライブでもそれくらいの回数のアンコールをしてくれたらしい。
羨ましいよね。 どうしてこう言うバンドが日本で人気出ないんだろう?
彼らも一旦解散してしまったけどその後ライブに限って再結成して行っていた。でも新しいオリジナルアルバムはリリースされる事はなかったし、最後の方はJ.Geils と他のメンバーが揉めて少しゴタゴタしていたし、数年前にJ.Geils が亡くなりバンド自体の活動は終焉を迎えてしまったのは残念だ。
出来ることなら彼らのライブを体験したかったなぁ〜!
全米No. 1となったFreeze Flameは確かにいいアルバムだけど Sancuaryは彼らの入門編としては1番聴きやすいアルバムだと思うので
是非一度彼らのアルバム聴いてみてください!
◆Sancuary ◆
Released November 1978 Chart 49
Track List
1. I Could Hurt You
2. One Last Kiss
3. Take It Back
4. Sanctuary
5. Teresa
6. Wild Man
7. I Can't Believe You
8. I Don't Hang Around Much Anymore
9. Jus' Can't Stop Me
一時期はアメリカのStones と言われアルバムFreeze FlameとシングルCenterfoldの両方が全米1位を獲得すると言う快挙を成し遂げたJ.Geils Band を覚えている日本人って少ないと思う。
Centerfoldは今でも時折C Mで使われているのでこの曲を知っている人も多いと思う。
せっかくこの曲とアルバムの大ヒットで一躍スターバンドの仲間入りをしたと言うのにライブアルバムShow Timeをリリース後暫くして何とフロントマンである Peter Wolf がバンドを脱退してしまうという予想外の展開が待っていた!
バンドにはメンバーチェンジや解散は付き物ではあるが苦節十何年を経てやっとトップバンドの仲間入りが出来たその時にこんな事が起こるとは・・・
かく言う僕もこのバンドの事は全くノーマークだった。多分Freeze Flameで彼らがブレイクする少し前に友人の下宿で彼らのアルバム Sanctuary 聴かせてもらったのが彼らとの出会いだった。
ボーカルのPeter Wolfの歌い方がストーンズの Mick Jaggerに似ているよと言われて聴いてみると・・・
お〜お!確かに Mick じゃん‼️
特に4曲めの Sanctuary のサビのSanctuaryを繰り返すところなんてまるで Mick が歌っているみたいだ。
このアルバムはキャピタル レコードに移籍第1弾のアルバムで彼らとしては8枚目のスタジオアルバムだ。
リーダーはJ.Geils だけど実際にバンドの核となり曲を作っていたのはヴォーカルのPeter Wolf と キーボードの Seth Justman だ。そして このバンドの売りがもう1つある。それはマウスハープの Magic Dickのプレイだ!このマウスハープの演奏が Peterのボーカルに負けないくらい熱いんだよね。
このアルバムはまだシンセサイザー全開ではなくそれまでの流れは踏襲されていると思う。
ファースト シングルとなったポップ チューンの One Last Kiss は実にキャッチーでポップだけど何か日本の歌謡曲ぽく感じるのは僕だけだろうか?
このアルバムの一番の聴かせどころはやはりバラード Teresa だ。まさに王道の泣きのバラード。Peter がソロで来日してくれた時にこの曲も歌ってくれたけど、最高にカッコよくて泣けました。9曲で演奏時間が40分にも満たない。だから聴き始めたらアッと言う間に終わってしまうという感じ。それだけ捨て曲もなく一気に突き進んでいく彼らの自信に溢れた1枚と言える。
凄いバンドと言われながらもなかなかレコードが売れないバンドの代表格みたいなところもあった。彼らは典型的なライブバンドだったのでそのライブの凄さには定評があった。
彼らは3枚オフィシャルにライブアルバムを出しているけど 最初のFull House は 名盤と言っても過言でない。兎に角熱い!このアルバムの完全版を是非ともリリースして欲しい。
日本にも一度だけ来てくれたことがあった。次のアルバムLove Stinksの頃だ。だから僕たち日本人は彼らが全米No. 1となった時の彼らのライブに接することが出来なかったのだ。 彼らのライブはアンコール 7〜8回は当たり前と言うバンドだったのだ。実際日本でのライブでもそれくらいの回数のアンコールをしてくれたらしい。
羨ましいよね。 どうしてこう言うバンドが日本で人気出ないんだろう?
彼らも一旦解散してしまったけどその後ライブに限って再結成して行っていた。でも新しいオリジナルアルバムはリリースされる事はなかったし、最後の方はJ.Geils と他のメンバーが揉めて少しゴタゴタしていたし、数年前にJ.Geils が亡くなりバンド自体の活動は終焉を迎えてしまったのは残念だ。
出来ることなら彼らのライブを体験したかったなぁ〜!
全米No. 1となったFreeze Flameは確かにいいアルバムだけど Sancuaryは彼らの入門編としては1番聴きやすいアルバムだと思うので
是非一度彼らのアルバム聴いてみてください!
◆Sancuary ◆
Released November 1978 Chart 49
Track List
1. I Could Hurt You
2. One Last Kiss
3. Take It Back
4. Sanctuary
5. Teresa
6. Wild Man
7. I Can't Believe You
8. I Don't Hang Around Much Anymore
9. Jus' Can't Stop Me