僕は圧倒的に洋楽を聴く機会が多い。その洋楽も最初に聴き始めたBeatlesやStonesの初期の頃の楽曲は一曲辺り2〜3分位の尺の曲が殆どだった。
日本の歌謡曲でも3分代の前半の尺のものが多かった。だから4分を超す曲は長いなぁ〜と思っていた。ところが段々洋楽を聴き進めて行くと、曲の演奏時間が6分以上もある長尺の曲の中にも曲の長さを感じさせる事なく一気に最後まで聴き手を引き込むことの出来る力のある楽曲が数多くあるという事が分かってきた。
今回はそのような長尺であるけれども僕のお気に入りの曲の数々を見ていきたいと思う。
✳︎ ここでは演奏時間が6分以上の曲を対象にしたいと思います。順不同です。
◆Midnight Rambler ◆
まずは僕のヒーローである
Rolling Stonesの曲を外すわけには行きません。この他にも意外と6分超の曲あるんですけどライブでのパワーを考えるとやはり
Midnight Rambler に1票ですね。 頭のブルース的な始まりから演奏のスピードに変化を持たせあたかも夜の徘徊者が忍び寄ってくる感じが実に良いと思います。
前回の来日の時に遂にミックテイラーがプレイする
Midnight Rambler を体験する事が出来た。72〜3年頃のミックテイラーのギターは神ががっていた。
◆Layla ◆
ギター🎸イントロが始まった途端に
キター!と叫んでしまいたくなる。
この曲がリリースされた頃の
Claptonは決して歌は上手くない。かなり荒々しく歌っているけどそのヴォーカルを補って余りあるギターは素晴らしい。
前半は愛するLyla に対する想いの丈を熱くぶつけていて後半はもっとゆったりと包むこむような癒される気待ちになる展開となった曲だ、
最初は後半のピアノ🎹がフューチャーされた部分があまり好きではなかったけど今ではこの後半部分も含めてとても好きな曲だ。
◆ Achilles Last Stand ◆
Zep には長尺の曲が沢山あるけど僕の中ではダントツの1位はこの曲をおいて他にはない。
ジミーのギター🎸のアルペジオのイントロから始まりそこでボンゾのドラムが一発ドンと入りそこから曲はまるでジェットコースターの様に走り出す! ボンゾの重戦車の様なヘヴィなドラムとジョンジーの刻む正確なベースという鉄壁なリズム隊の間を自由に泳ぐジミーのギターかっこよすぎる。そしてその音のジェットコースター乗って物語を語るのがパーシーのハイトーンボイスだ。
この曲が10分を超える曲とは思えないほどスピーディでスリリングな展開に圧倒されて毎回終わってしまう。
◆Jungleland◆
Bossの数ある名曲の中でも3本指に入る一曲と個人的には思っている。
曲全体の展開がとてもドラマティックだ。出だしは少し大人しめな感じだけどそこから一気に曲はアクセルをふかして駆け抜けていく!何といっても
ビッグ マンのサックスのソロが圧巻だ。都会の喧騒と孤独やそこに息づく様々な人達の叫びが込められている。
この曲を一度でいいからライブで聴いてみたい。
Bossと
E.Street Bandの一体感も素晴らしい、この曲も始まってから終わるまであっと言う間に通り過ぎてしまう一曲だ!
名曲は尺が長くてもやはり長さを感じさせないのだ‼️