毎月のイベントのれんばい横丁
ここにはなんていうか、普段の空気と違う空気が流れる。
見えない人たちが自由に、空間を楽しみ、ろう者が音楽を聴き、手話を知っている人を見つけては、ミニ講座が広がる。
車いすの人のために、自然に通路をあける。
いろんな人が出逢い語り合っている。
大人も子どもも、バリアフリー
あたりまえじゃんと、席をゆずり、自分の空間を大切にしつつ、他人の空間も尊重している。
これが一般社会だったらなと思わないでもないけれど、大切な空間であり、時間だ。
音楽は好きだけど、嫌い。
料理はできるけれど、好きじゃない。
食べ物なんて関心ない。
そう思っていた私を変えた場所でもある。
ちょっと昔愛読書だったレタスクラブ
ちょっと昔よく読んでいた健康になれるための料理本
自分には出来ないと思っていたお菓子作り
私はなんでもうまくやれないといけないんだと思って、手をつけない。
失敗なんてありえない、それくらいだったらしない方がまし。
こんな父の言葉を真に受けて、ずっと生きてたんだなって、思うと愚かかもしれないけど、それくらい親の言葉って体に染みついているんだなと、思う。
作っても作っても「まずい」といわれ続けた言葉に、縛られてとらわれて、作れなくなる。
頑張っても頑張っても、認めてくれなかった親たちの言葉に縛られて動けなくなる。
最近、美味しいとかちょっと、何かが足りないとか、感じるようになって来た味覚。
いまさら・・・だけどね。
いただきますもでてこない私の感覚。
餌から、食事へ変わって来たってことだろうか?