宮城県美術館協力会による「智恵子記念館&福島県立美術館巡り」に参加をしました。
明治の初期に建てられた智恵子の生家は、造り酒屋として新酒の醸成を伝えています。
酒蔵をイメージした智恵子記念館は裏庭にありました。
智恵子は、高村光太郎と共に生涯を通して「美と愛」を貫いたのです。
入院中の智恵子に光太郎が千代紙を贈り続けました。
智恵子の紙絵は数百枚は、光太郎に見せるために創作され智恵子の精神世界が垣間見られました。
光太郎は智恵子の死後に智恵子抄を発表しました。
福島県立美術館は、信夫山のふもとにあり市民の憩いの場になっています。
福島県立美術館では関根正二展を開催していました。
関根正二は、福島県白河市で生まれで、小学校の同級生に伊東深水がいて、影響を受けながら独学で洋画を学んだのです。
16歳に描いた「死を思う日」が第2科展で入選しています。
信仰の悲しみ(重要文化財)を描きあげた後にスペイン風邪で20歳の若さで急逝しました。
関根作品100点、資料20点に加えて伊東深水・東郷青児・安井曾太郎、河野通勢など同時代の作品50点も展示されていました。
(福島県立美術館の正面)
「緑の館絵画を楽しむ会」のHPはこちらです。