Suggestion to the future
【大津波から子供を守ろうとする母親の刻心のブロンズ像】
乗り越えられないで苦しんでいた時に多くの人々の手によって助けられた事がありませんか。
どんな人も孤立してしまうとその抱えている重さに耐え切れなくなってしまいます。
東日本大震災の大津波が起こってから1,000日以上が過ぎてしまいました。
被災者は東日本大震災の大津波の恐怖を後世の人々に伝えたいと思っています。
被災地の建物をそのまま残そうと思っても建物は取り壊されてしまいます。
東日本大震災の大津波の恐怖を芸術作品として残してあげようとした芸術家がいます。
大津波の悲惨さを伝えようとした芸術家はMaidy Morhousです。
Maidy Morhousはアメリカのサンディエゴ出身の彫刻家です。
大震災の津波が起こった際に東京に滞在していてその惨状を目にしたのです。
米国に帰宅後直ぐに東日本大震災の被災者の苦悩の思いを伝えようと3体のブロンズを創作されました。
3体のブロンズを米国のリバーサイド市の姉妹都市である仙台市に寄贈しようとしました。
ところが仙台市には市立美術館がなくブロンズ像を受け入れる事が出来ませんでした。
緑の館絵画を楽しむ会が米国から日本に受け入れるための橋渡しをしました。
仙台市に復興美術館等が出来た際は3体のブロンズ像を寄贈する事を提案します。
ブロンズ像は東日本大震災の復興を願って緑の館仙台展示室で展示をしています。
緑の館絵画を楽しむ会は慈愛の心を伝えていきます。
ブロンズ像は大津波から必死に子供を守ろうとしている母親の姿です。
大地震の備えをしなさいと子供を抱えたブロンズ像は必死に訴えているように思えるのです。
母と子の慈愛の心は時を超えて伝わっていきます。
「緑の館絵画を楽しむ会」のHPはこちらです。