「緑の館絵画を楽しむ会」はこちらです。
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樹 日本画
画家同士の繋がりを知ることにより各々の個性のぶつかりと葛藤が垣間見られます。
特に画家同士が親しい友人である場合は対立しながらも協力しあっています。
平川敏夫の樹木の絵画は生命力そのものを表現しています。
加藤東一の絵画は色合いも独特で作品の中に引き込んでくれます。
特に花火を描いた絵画は、瞬間、瞬間の花火の表情が出ています。
中村正義は昭和25年頃に加藤東一と交友を結んでいます。
昭和28年頃、中村正義は中日美術教室で平川敏夫と共に子供達や大人のために絵画指導をしていました。
平川敏夫と中村正義が共通しているのは固有の孤独感と戦いながら自然を表現していることです。
同じ時代を駆け抜けた3人の画家は内面からほとばしるエネルギーを描こうとしました。