靴の中にあった落葉
季節風が吹き枯葉が山になっていました。
靴を履き替えようとすると、小さな枯葉が靴の中に入っていたのです。
その枯葉を壊さないように、そっと手に取ってみました。
枯葉を縁側にあった黒い座布団の上に置いてみると、大自然の創造の価値が浮かび上がってきました。
創造の価値とは、荘厳な大自然の息吹の中で生まれては、消えてゆく全ての事象にあります。
落葉樹の葉は秋に枯れて越年します。
樹木が雪に染められていく瞬間を肌で感じながら春を待つ心に未来への希望を観じます。
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