昨夜の夢の事だが・・・私は、或男に頭の天辺が禿げているとからかわれて、殴り合いの喧嘩になってしまった。無論、自分の夢の中の事だから、喧嘩に難無く勝って、溜飲が下がった所で目が覚めた。
私は、寝床の中で、(ああ、夢だったか。助かった)と思ったが、矢張り、右手を頭の天辺に遣ってしまった。
ああ・・・いや、全く恐ろしい夢で有った。
= ドン・ぺリョンで =
寒々とした青空の真昼。
私は、ドン・ぺリョンで、トワルコ・トラジャを飲む。
彼奴(アイツ)は、馬鹿な奴だと、心の中で罵倒しながら、トラジャを啜ると。
軒下に吊るされた籠の中の原色のオウムが気に障る。
畜生、目立ちやがって。
『 雨上がり 寒排桜の 咲く庭に 鳩が来て鳴く 日溜りの中 』 石 兎
私は、寝床の中で、(ああ、夢だったか。助かった)と思ったが、矢張り、右手を頭の天辺に遣ってしまった。
ああ・・・いや、全く恐ろしい夢で有った。
= ドン・ぺリョンで =
寒々とした青空の真昼。
私は、ドン・ぺリョンで、トワルコ・トラジャを飲む。
彼奴(アイツ)は、馬鹿な奴だと、心の中で罵倒しながら、トラジャを啜ると。
軒下に吊るされた籠の中の原色のオウムが気に障る。
畜生、目立ちやがって。
『 雨上がり 寒排桜の 咲く庭に 鳩が来て鳴く 日溜りの中 』 石 兎