中央公論新社
2019年6月 初版発行
289頁
かつて愛し合い、今は離ればなれに生きる「私」と「ぼく」の往復書簡
「私」を小川洋子さん、「ぼく」を堀江敏幸さんが交互に綴ります
穏やかで静かな言葉で綴られる思い出とともに徐々に明かされる真実に切なく胸が締め付けられます
美しい日本語で美しい文章を編み出されるお二人を一冊で読めるとはなんと贅沢なことでしょう
小川さんと堀江さん、改めて惚れ直しました
カテゴリーはアンソロジーに入れましたが
小川洋子さん、堀江敏幸さん
それぞれのカテゴリーにもリンク付けしておきます
10日~連日遊び歩いてましたぁ~(;´∀`)
台風が去ってから暑さがぶり返して半袖で過ごしていますヨ。
小川洋子さんの個性が出ているってことでしょうか。
吉田篤弘さんとも堀江敏幸さんとも、レベルの高い小説世界に連れていってくださる小川さんに感謝したくなるばかりです(^^♪
「冷たい~」
あちこちで書評を読んだのですが、主人公の名前が…で「?」な人が多いように思いました。
激怒されたって、ピンと来ないものは仕方ありませんよね。逆だってあるのだから困ってしまいます。
そういうのは運悪く出合い頭にぶつかってしまったと思うしかないですネ( ;∀;)
寒いですねー。
ストーブが欲しくなっちゃってます。
クラフト・エヴィング商會「注文の多い注文書」と、本作と、少しだけ雰囲気が似た印象を受けました。
そうそう、冷たい校舎の時は止まるは、以前私も読んだのですが、どうもピンと来ないというか、主人公のヒロインが、若干何かこう・・・苦手で、それをブログの記事に書いたら、辻村ファンの方から、激怒のコメント頂いたので、下書きに戻しちゃった過去があるんですよ 笑