スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

釣り堀に行ってきました。

2014-05-04 16:43:26 | Weblog
小5になもなった息子が、昨日、テーブルの下で一人、シクシク泣いていた
GWなので、児童館は閉まっている、友達はみな海外旅行に行ってしまっている。
イコール自分は、旅行にも連れて行ってもらえない・・・

ということで、突如としてホテルなど宿泊施設を探しても、
今さら空いているわけもなく、空室があったとしても連休なので金額もおっそろしく高い
仕方なく、主人に頼んで、とりあえず近場に釣りに行くことにした。

家から車で約1時間
GWともあって、家族連れが多いこと、多いこと

ところで、用意した釣り餌の「いくら」
主人が昨日買ってきたのだが、よりによって「成城石井」の高級品。
北海道産のいくらを買ってくるではないか!
はっきり言って、昨日の夕食のサミットで奮発した、特売のお刺身の盛り合わせより高い

こうなったら、沢山釣って、当分の間、我が家の食卓に魚料理を出すことにしよう。
えっ?いつもの平日なら、一人10匹まで持ち帰って良いことになっているが、
GWは二人で10匹??おまけに入場料まで高くなっている。
腹立つわ~

そんな高級なエサのお蔭もあって、釣り糸を垂らすこと、わずか20秒。
魚が来るわ、来るわ・・
じゃんじゃん釣れてしまう。
あまりに釣れてしまうので、10匹なんて、あっと言う間。
周りの人も皆、リリースして逃がしているようだ。

そんなわけで、魚も何度かリリースされているうちに、弱ってきてくる。
その弱った魚を、上空からサギが旋回して、エサとして狙っている。
まるで、ハゲタカのように・・・
何だか、可愛そうだわ・・

それにしても、私は釣りが得意じゃない。
何度も糸を絡ませ、主人にほどいてもらうのだが、かならず嫌味を言われる。
「これだから、やりなれないヤツが釣りすると、ろくなことにならないんだよ」

糸のもつれがまるで、まるで夫婦関係のもつれのように、複雑に絡み合っているようだ。
ついには、主人はイライラしながら、釣り糸を歯で嚙み切った。

「釣り糸の切れ目が縁の切れ目」となりませんように・・・


「痛ってえ~
イライラしてるそばから、釣竿の針が私の首に突き刺った。
思わず人前でも乱暴な言葉を吐く私

「何やってんのよこのバカ
息子に向かって叫ぶと、息子はきょとんとしている。

八ッ!と気がつくと、お隣の子供が今にも泣き出しそうな顔で茫然としている。
どうやら、息子ではなくこの子がやったらしい。

「すっ、すみません!」家族全員がペコペコと頭を下げている
そして、段々と私の横からフェードアウトして離れて行った。

そっ、そんなつもりじゃ・・ごめんなさい

よ~し!今度は気をとりなおして・・
思いっきり大きく竿を振る私。

「えいっ

これは、引きが強い!今までにない大物かも!
「パパ!手伝って!」と叫ぶ私。

でも何かが変?
そう、お隣のお父さんの服に、針がかかっているではないか
しかもよく見るとイケメン
(こういう時でも見るとこは見ている)

「すみませ~ん!!」

今度は深々と私が頭を下げた
知らない子供に釣られるは、よその旦那を釣ってしまうは、
とても魚釣りに来ているとは思えない。
ちなみに、釣りに行くたびに何度か人間を釣ってしまう私。
今に始まったことではない。

主人も子供も気がつくと私からフェードアウトして、離れた場所から他人のように
釣り場をチェンジしているではないか。

そんなこんなありまして・・でもこの通り。



大物10匹を釣ることが出来ました