山梨の花を探して、楽しんで

山梨の豊かな自然に育まれている植物、特にその季節に咲く花について書いてます。

花とネットのつきあい方  年のはじめに思ったこと

2024-01-15 15:00:03 | まとめ
あけましておめでとうございます。
気づけば昨年8月から記事をアップしていませんでした。
7〜8月あれこれゴタゴタしていた時期でした。夏山や山梨の山にはちょくちょく行っていたし、珍しい花や初めての花にいくつも出会ったけれど、場所の整理も似ている花の見分け方の調査もあまり進んでいません。
そういえば本格的に山野草を楽しみはじめてから6年、このブログもそうですがインスタやツイッターなどへの情報発信、いくつかの所属しているグループ内への情報発信などをあれこれはじめてしまって手を広げすぎていたように感じます。そんな中で地域や所属するグループなどでの役割もできてきてその仕事も入ってきていっぱいいっぱいになっていました。

そこで年始といい機会なので自分のこれからやりたいことによく考えて、あくまでも1つの手段であるネットでの活動を整理してみました。

1.自分のやりたいとおもっていること
 ◯山梨あるいは自分の周辺の山野草及びそれを含む草原や
  山を守り後世に残したい。

今回一番反省したのはここですね。珍しい花をアップしたり、一番先に開花をアップしたり、付け焼き刃の知識を披瀝したり、見つけたことや場所を知ってることを自慢したり。なんか見返すとSNSでいいねをいっぱいもらうためにアップしていたことが多くってはずかしいです。はじめての分野だったので少しは自分を知ってほしい、認めてほしいと思っていたせいですね。それでやりやすくなることやわかることもあるけれど、本末転倒にならないようにしないといけないですね。

2.そのために必要と考えたこと
 A.山や花の保護活動への継続的な助力   守る力
 B.植物を見分ける知識を身につける   植物を知る
 C.過去の知見を知る         守る対象をつなぐ
 D.希少なものを見つけ出す      守る対象を広げる

 もちろんすべてを守りきれる訳ではありません。また県内で行われているいろいろな地域のいろんな保護活動に参加できるわけではありません。身近なところから少しづつ手を広げていくことをやってみようと思います。

3.ネットの情報発信の整理
 ◯本ブログ  不特定多数 対象
  一回趣旨変更をしましたがまた前に戻りかけていました。
  山梨の花についてB、Cを中心に記載していこうと思います。

 ◯インスタ  不特定多数 対象
  がんばって毎日花を見つけてアップしていた頃もありました。
  そのために花の名前や見分け方をいっぱい調べてました。特に
  身の回りの花が多かったです。ただ希少な花をどこまで載せる
  のがいいかずっと考えていました。
  載せる基準を希少とか珍しいだからではなく、自分が可愛いと
  かいいなと思ったものとしてぼちぼち続けていこうと思います。

 ◯Facebook
  花の関係はいくつかのグループにはいってやってます。
  専門的なところもあれば対象がはっきりしないところもありま
  す。見分け方の知識が身につくので専門的で情報管理がしっか
  りしているところについては積極的に情報発信と交換をやって
  いこうと思います。

 ◯X (旧ツイッター)
  山小屋、観光協会、警察、山の関連団体などに加えて地元の
  お店をフォローして情報収集しています。発信はリツイート
  中心です。これはこのまま、花はなしで。

素人の花の勉強の風景におつきあいいただける方は引き続きよろしくお願いします。
  




山梨のスミレ まとめ編

2022-01-25 17:40:00 | まとめ
見分け方がいくつか行き詰まったので少し違う話題を。
前々から頑張るとしていた「山梨のスミレ」に関するまとめがやっと終わりました。

参考にさせていただいたのは、
◯「山梨スミレの会」の山梨に生息するスミレ
◯山梨県八ヶ岳自然ふれあいセンターが配布されていた「八ヶ岳のスミレ一覧」

◯上記の一覧を作るにあたって参考にされたと書かれていた田中智さんのHP「八ヶ岳周辺のスミレ」に掲載されているもの
◯自分で見かけたスミレ

まず増補改訂版「日本のスミレ」の地域限定の種類を除いてデータベースに入力して
そこに上記の4つに掲載されているものをそれぞれチェックを入れました。
シロバナや色の濃淡の違いなど出来るだけ種類を分けました。
もちろん八ヶ岳のスミレがすべて山梨に咲いているものではないと思いますし、すべてYlistでチェックしてないので認定されてない種も入っているかもしれません。現在、約150種類くらいです。

これからブログやFacebook、インスタなどで山梨で見たと書かれているものを加えていこうと思います。昔の植物誌などに書かれているものの当時の大まかな生息場所なども加えて情報の集約をしていこうと思ってます。
また私が見ていないというか、見分けられないものが多いのでそこも改善していこうと思います。第一優先です。
昔の写真見て考えてもかなり難解なので、よくご存知の方に教えを乞うことも考えてます。
特にタチツボスミレ関連ですね。

時々書いていたのでとりあえずまとめたという結果をご報告まで。





山梨のスミレ 続き

2022-01-08 13:19:00 | まとめ
山梨のスミレについてまとめようとしていると以前書きました。
すでにまとめられている方々のものを中心にまとめましたがなにかしっくりしません。
既知のものだけでいいのかなぁと。

そこで時間がとれたので有名な「日本のスミレ  増補改訂版」に基づいてまとめることに
しました。この本に載っているスミレを入力して、そこに山梨既存のものをマークする。
ついでに本の見分け方も載せようと考えました。

以前のまとめのデータベースをもとに本日からやり始めたのですが、かなりやっかいなことが
わかりました。
その1  この本には北海道限定とか沖縄限定とかが多く含まれていて全部データベースにする
          必要があるんだろうかという疑問です。全て入れても使わないものだったら邪魔なだけです。
          ただ参考にはなります。
その2  見分け方が微妙なものが多いのです。
          例えば「アギスミレ   ニョイスミレとははっきり区別できないものも多い。、、、」
          はっきりといえばほかの花に比べても細かいです。よく見かけるタチツボスミレ関連も
          そうでした。

特に2つめは悩ましいですね。植物の専門家ではないので何が新種として認められるのかが
よくわかりません。前にも書いたかもしれませんが身近に見かけるヤマエンゴサクは
葉っぱの形が円形、セリバみたいなもの、もっと細長いものがありますが、本には変異が
大きいとか多様と書かれてるだけで、スミレの世界なら別種ではと思ってしまいました。

まとめることの意義の一つにこうなふうにいろいろなことを考えることもふくまれている
のかもしれません。ぶつくさいいながら地味にやってきたいと思います。
一旦まとまったら、過去の文献やネットなどからわかった大まかな生息場所、
私が見たかどうか(判別できたかどうかかも)、これから探したいもの  などの情報も
追記して完成させる予定です。
そこまでやれば「山梨のスミレ」概要が把握できます。今週末までにはなんとか、、、