一円相(いちえんそう)

丸、○の事です。
心が何時もまあるくありますように。。。。

想い出。

2018年02月18日 05時17分35秒 | 日々徒然
母親は52歳で亡くなった。
先日亡くなった有賀さつきさんも52歳。

随分早死にだったんだな~~と思う。

母との思い出は段々遠くに行く感じがしている。
もう随分年月が経った。

小学生の時朝方玄関まで仕事に行く父親を送る。
玄関から居間に戻る時母親の背中にやおら飛び乗る。
いわゆる「おんぶ」だ。

すると母は右に左にゆすって落とそうとする。
私は「キャッキャッ」と言ってしがみつく。

今思えば・・何とも微笑ましい思い出。

そんな母は私が沢山食べてはいけないモノをある所に
隠していた。
その当時から
家にあるものは無制限に食べるきらいがある。

たとえばおやつの飴とか頂き物のお菓子とか・・・

私は隠し場所をちゃんと知っていて・・・
そこから盗んで来ては食べるような悪い子だった。

もしかして母親はお見通しだったのかもしれない(*^。^*)

昨日の事

瓶詰の粒ウニを頂いた。

ウニを瓶詰にしたのは下関の六連島。

私の大好物・・・と言うか母親の好物でもあった。
熱々のご飯の上にチョコんっとのせてあった。
「もう少ちょうだい」
と言うと・・・・

出して来てくれたのが押入れ(*^。^*)

当時から高くてそんなに食べるものではないのに・・・
何故家にあったのかは知らない。

大人になってからは
友達から下関長門のウニを頂いたり柳井の平郡島の手作りのモノを
頂いたりしていた。
自分でも買う事はあったが高いモノは買えないから
アルコール臭の強い練りウニ。

彼女が何故私にこれをくれたのだろう・・・・・
こんな経緯がある事を彼女は知らない。

結構好き嫌いがあるから人様にあげるのは難しい。
彼女・・・・
何かしら似ているから
縁があったのかもしれないな・・・・

なにはともあれ、半世紀振りに母の事を懐かしく
思い出させてくれた瓶詰に・・・・
アッ
彼女に感謝(*^。^*)