整形外科受診③ おまけ・近所の人

受付してから支払いが終わるまで、１時間掛かり、
最後の方は診察時間終了に近く、
待合でいた患者は、私を含め、３人。
「おぉーーー」
３人とも、同じマンションの住民だった。
いくら駅前の大規模マンションとは言え、
なんたる、偶然
ふたりは70歳代男女で、私が若いので、専ら、
「一体、どうしたの？」
と聞かれた。

翌朝（つまり、一昨日）、出勤途中に、
マンション敷地内の花壇で、
おばさんふたり（70歳代）に呼び止められた。
「（顔を見ながら）すっかり良くなったわね」
見た目も機能も、まだまだ、なんですが
以前の酷さに比べれば、格段に良くはなった。
「まだ口をつむった方が、（麻痺が）目立つんですよ。
完全には治らないと思いますが」
「通院は、多いの？」
「はい…（細かく説明する気なし）」
「お勤めは、どちら？」
言い淀んでいると、おばさんの片方が、
「（ずばり勤務先名）だよね」
「まー、いいわねー」
…勝手に、個人情報を、ばらすでない
「（12月）9日の、（自治会）餅つきは来る？」
「はい」
「また、その時にねー」
それぞれ、癖のある人たちだが、
善良な市民であるご近所さん達に、
見守られ声を掛けて貰えるのは、心強い。