企業・市と一緒に建立
(写真)旭日旗が貼られていた「慰霊碑」の前に立つ禹判根さん=福岡県大牟田市
世界遺産・三井三池炭鉱で、過酷な労働のすえ命を落とした徴用工の「慰霊碑」が、福岡県大牟田市にあります。建立団体「在日コリア大牟田」代表の禹判根(ウ・パングン)さん(81)は、徴用工訴訟で再び日韓関係が冷え込む今、歴史の真実を見てほしいといいます。
落書きと旭日旗 . . . 本文を読む
植民地支配 無反省が障害に
安倍政権は、元徴用工への賠償を認めた韓国の大法院判決について、日韓請求権協定に明確に「違反」するという態度を取り続けています。
個人請求権ある
1965年の日韓請求権協定は、韓国への有償・無償の経済援助の一方で、請求権の問題が「完全かつ最終的に解決された」と規定しています。しかし安倍政権も、これによって「個人の請求権が消滅したと申し上げるわけではございません」 . . . 本文を読む
日本共産党の提案と働きかけ
(写真)徴用工問題についての志位委員長の「見解」を報じた「赤旗」2018年11月2日付1面
日本政府が輸出管理の手続き簡略化の優遇措置を受けられる対象国から韓国を除外する政令改定を閣議決定したことによって、日韓関係への深刻かつ重大な影響が懸念されています。日本共産党の志位和夫委員長は2日、安倍政権に対 . . . 本文を読む
政府は2日、安全保障上の輸出管理をめぐる優遇対象国(旧「ホワイト国」)から韓国を除外することを閣議決定しました。破綻した安倍外交が進路を見失った末の暴走行為であり、日韓関係に不毛な対立を生みだし、国益を大きく損ねるものです。
報復措置は明白
問題の発端となったのは、経済産業省の突然の表明(7月1日)です。「日韓間の信頼関係が著しく損なわれた」とし . . . 本文を読む
2019年8月2日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
一、安倍政権は、本日、輸出管理の手続き簡略化の優遇措置の対象国(「ホワイト国」)から韓国を除外する政令改正の閣議決定を行った。この決定は、「徴用工」問題という政治的紛争の解決の手段として貿易問題を使うという、政経分離の原則に反する道理のないものである。
わが党の警告にもかかわらず、安倍政権が閣議決定を強行したことは、きわめて遺 . . . 本文を読む
日本共産党の志位和夫委員長は11日、韓国の新しい大統領に就任した「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)氏に祝辞を送りました。笠井亮政策委員長・衆院議員が同日、在日韓国大使館を訪れ李俊揆(イジュンギュ)駐日大使、李熙燮(イヒソップ)公使に祝意を伝え、手渡しました。祝辞は以下の通りです。
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大韓民国大統領
文在寅殿
あなたが大韓民国の第19代大統領に就任されたことを、心か . . . 本文を読む
対北 安倍首相の姿勢を批判
日本共産党の小池晃書記局長は24日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が同日午前のトランプ米大統領との電話会談で、北朝鮮に対し「全ての選択肢がテーブルの上にあることを言葉と行動で示すトランプ氏の姿勢を高く評価した」としていることについて、「軍事力の行使を含む選択肢があるというトランプ政権の姿勢を高く評価するもので、大変問題だ」と批判しました。
( . . . 本文を読む
日本共産党の笠井亮政策委員長は23日、NHK番組「日曜討論」に出席し、与野党の政策責任者と討論しました。この中で笠井氏は、北朝鮮情勢をめぐり、トランプ米政権が軍事的圧力と威嚇を強めていることについて「軍事対軍事のエスカレーションで暴発になりかねない」と警告し、「国際社会が一致して対話を通じて平和的・包括的な解決を図ることが大事になっている」と語りました。
笠井氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発に . . . 本文を読む
日本共産党の志位和夫委員長は19日、NHK番組「日曜討論」終了後、記者団が、「(志位氏は)NHK討論のなかで北朝鮮問題の対応について『外交交渉のなかで北朝鮮に非核化を迫れ』『それしか選択肢はない』と発言された。この意味と、こうした外交交渉をどういう形で訴えていくのか」と質問したのに対して、次のように答えました。
先制攻撃などの軍事力行使の選択肢は絶対にとってはならない――1994年の経験か . . . 本文を読む