原子力規制委員会は27日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)について再稼働に必要な新規制基準に適合するとの審査書案を了承しました。30日間の意見募集をへて正式に決定されます。2011年の東北地方太平洋沖地震で被害を受けた被災原発で、審査書案が示されたのは日本原子力発電東海第2原発(茨城県)に続く2基目。
重大事故を起こした東京電力福島第 . . . 本文を読む
(写真)「原発マネーを還流させるな」と声をあげる人たち=15日、国会正門前
首都圏反原発連合(反原連)は15日、毎週金曜日に呼びかけている首相官邸前抗議を行いました。集まった人たちは、関西電力をめぐる原発マネー還流疑惑の徹底追及や、安倍政権の退陣を訴え。「再稼働反対」「安倍政権は原発やめろ」と声をあげました。
抗議の冒頭にマイクを握った反原連 . . . 本文を読む
(写真)「日本のどこにも原発いらない」などと声をあげる参加者たち=9日、首相官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は9日、首相官邸前抗議を行いました。74年前に長崎に原爆が落とされたこの日、参加者は抗議行動の前に、放射能によるすべての被害者を思い、放射能の被害が二度と繰り返されないことを願って黙とうしました。
官邸前はドラムのリズ . . . 本文を読む
“安心の根拠なのに”
東京電力の福島第1原発の事故から11日で7年半。事故後、福島県内各地に放射線監視装置(モニタリングポスト)が設置されました。そのうちリアルタイム線量測定システムの8割、約2400台を撤去するという原子力規制委員会の方針に、県民多数から反対の声が噴き出しています。(福島県・野崎勇雄)
(写真)公園に設置されているリアルタイム線量 . . . 本文を読む
政府は26日の関係閣僚会議で、東京電力福島第1原発の廃炉工程表を2年ぶりに改定した。1、2号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し開始を「2023年度めど」とし、3年先送りした。事故で溶け落ちた1~3号機の核燃料(燃料デブリ)の取り出しについては、来年度前半までとしていた最初に着手する原子炉の選定と工法決定を19年度中に遅らせた。21年の燃料デブリ取り出し開始は維持し、廃炉完了まで「30~40 . . . 本文を読む
首都圏反原発連合(反原連)は15日、首相官邸前抗議を行いました。原子力規制委員会が、福島第1原発事故を起こした東京電力について、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)を運転する適格性があると容認しました。規制委員会が再稼働に“お墨付き”を与えたことに対し、参加者は「柏崎刈羽、再稼働反対」の声をあげました。
東京都江戸川区の女性(75)は、規制委員会の態度に「以前は&ldquo . . . 本文を読む
原子力規制委員会は13日、福島第1原発事故を起こした東京電力について、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)を運転する適格性(資格)について、「技術的能力がないとする理由はない」と容認する確認結果を大筋で了承しました。適格性がないと考える多くの国民の声を置き去りにしたものです。
(写真)柏崎刈羽原発。手前から7、6、5号機(東電提供)
福島原発事故は収束せず、原 . . . 本文を読む
玄海原発(佐賀県玄海町)の今冬以降の再稼働を狙い暴走する安倍政権と九州電力に対し、オール九州で再稼働ノーの民意を突き付けようと、「原発いらない!九州実行委員会」は27日、福岡市で集会を開きました。九州全域や韓国などから集まった2500人が、集会とデモ行進で再稼働反対の声を上げました。
(写真)九州電力本店前で玄海原発再稼働反対の声をあげる集会参加者=27日、福岡市
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原発の使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場について、政府は先月末、国土の約65%が「好ましい」とする「科学的特性マップ」を公表しました。今後、マップを活用した説明会を全国各地で行い、処分場立地に向けた調査を複数の自治体に申し入れたいとしています。
危険な廃棄物生んだ責任
国と電力会社は、原発利用を推し進め、処理困難な「核のゴミ」を大量に発生させてきました。その . . . 本文を読む
原水爆禁止2017年世界大会・科学者集会が30日、「核兵器禁止条約の締結と核被災者の救済をめざして」をテーマに高知市で開かれ、約100人が参加しました。
(写真)山下氏の報告を聞く参加者 &nbs . . . 本文を読む