晴天、紅葉の土曜日と絶好の登山日和。山頂では記念写真をとったり、お弁当を食べたり。楽しげな会話や笑い声があちこちから聞こえていたそうです▼多くの登山者が雄大な御嶽山(おんたけさん)の自然を満喫していたあの日。下見で訪れていた山岳ガイドの小川さゆりさんは「ドドーン」という音に振り返りました。立ち上る積乱雲のような噴煙と青空一面に放り出された黒い粒。信じられない光景が目の前にひろがりました▼腐卵臭のす . . . 本文を読む
アメリカ第2の都市ロサンゼルス市(カリフォルニア州)の議会が、コロンブスの米大陸到着(1492年)を祝う10月の第2月曜の「コロンブスデー」を「先住民の日」に変更すると決めました▼アメリカ合衆国にはもともと、独自の文化をもった先住民が生活していました。コロンブスがやって来たころ、数百万人がいました。18世紀に白人と恒常的に接触するまでは、現在のカリフォルニアにも31万人いたと推定されています▼この . . . 本文を読む
「朝日」歌壇の選者をつとめる歌人の永田和宏さん(京都産業大学総合生命科学部教授)が同紙の新春詠に寄せた短歌「不時着」の2首が話題を呼びました。永田さんに歌の背景などを聞きました
―「不時着」2首が鋭く、印象的でした。
あえて歌う
新春詠というのは年の初めを賀するというのが慣習なのですが、今回はあえて、自分がいちばん危惧しているところを歌いました。
不時着と言ひ替へられ . . . 本文を読む