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さいたま市の教育、切実な声がいっぱい ― 南区で教育懇談会 もりや千津子報告

2017-02-10 | 埼玉県、さいたま市、南区の出来事

 1月24日(火)南区で教育懇談会を開きました。初めての取り組みでしたが
たくさんの方が参加してくださいました。

教育懇談会

 小学生、中学生のお子さんをもつお母さん、お父さんの発言はどの方の意見も切実で、 子どもたちをめぐる今の状況が改めてよくわかりました。

 「グローバルスタディー科」と呼ばれる英語の授業。 小学校1年生から本当に必要? もっと日本の言葉に親しみ、理解することを先に進める方が良いのでは?

 8月27日から2学期が始まり、1月6日から3学期が始まる年間205日の学校。 これではあまりにもゆとりがないのでは?

 学童保育所に入れない子どもたちが続出。 学校に入ったら、しっかりと仕事ができると思っていたのに、これでは同じ苦労が続きます。せめて、夏休みや春休みなど長期休暇中だけでも学童保育に入れるような体制づくりをしてほしい。

 30年も前から続く大規模校の弊害はひどくなる一方。狭いグランドでは部活にも大きな支障が出てしまう。せめて近隣に広いグランドを市の責任で確保してほしい。

 このように次々とあがる当事者の声は、どれもみなとても切実です。

 今回の懇談会での生の声は、親たちや地域のネットワークづくりの大切さを示しています。  アドバイザーの高田先生の「教育って何だろう?」と、本質に迫る話は参加者に大いに参考となりました。

 今回の懇談会で出された声、取り組みの中で寄せられた意見なども活かして、さいたま市の子どもたちの教育をより良いものにするため、頑張っていきます。


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