首都・東京の針路と国政にも大きな影響を与える東京都知事選は9日、投票日です。
(写真)雪のなか訴える宇都宮けんじ
都知事候補=8日午後6時すぎ、
東京?新宿駅東口
投票日前日の8日、日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党、社民党など推薦=は、江東区亀戸を皮切りに都内各所で街頭演説。新宿駅東口では降りしきる雪の中、「幅広い市民のみなさんに支えられてたたかってきた。最後の最後まで頑張って必ず勝利したい」と呼びかけました。
ビラを配っていた男性(40)は「宇都宮事務所で電話かけをやって追い上げていることを実感している。できることをやりきって、宇都宮さんを知事に押し上げたい」と話しました。
選挙期間中、宇都宮氏は1日も休むことなく、具体的な政策を前面に「福祉・暮らし第一の都政に転換させましょう」「安倍政権の暴走政治に審判を」と訴えてきました。
テレビやインターネットの討論番組で、元厚生労働相の舛添要一候補(65)=自民党都連、公明党都本部推薦=や元首相の細川護熙(もりひろ)候補(76)=民主、生活、結いの各党支援=ら他候補を圧倒。宇都宮氏の猛奮闘に励まされ、「希望のまち東京をつくる会」も宣伝、対話・支持拡大に全力で取り組み、「テレビを見て決めた」など支持が急速に広がりました。
同会は、投票箱のふたが閉まるまで棄権防止活動に全力をあげることにしています。