「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦はるゆき、最後の一般公開

2013年12月16日 | 海上自衛隊
横須賀に行っていた護衛艦はるゆきくんが、


先週金曜日に戻ってきた!


と思ったら、なんと!まさかの最後の一般公開の当番に


わ~い


よかった~~~~~


お友達のSちゃんと、早速、また佐世保に向かいました。


午前中に出発して、


針尾の無線塔を見学し(←この話は、また次回に♪)


またまた、おなじみふくろうでカレーを食べてから、倉島に向かいました。


ちなみに、今回のカレーは、前回気になっていた「焼きカレー」





やっぱり、めっちゃおいしかった~~~


ごはんはサフランライスで、レーズンとくるみが入ってて


フルーティでおいしいです


次回は、カレー茶づけです(笑)








さて、


倉島に到着して、受付を済ませ、


駐車場に車を止めて歩いていると、


Sちゃんが、


「駐車場のネームプレートかわいいですよ


と教えてくれた。


さすが、私のツボを心得ている(笑)


そこで、はるゆきのネームプレートを探してみると…


発見








艦長&副長の駐車場


フォントがかわゆい


海自って何かにつけ、フォントがカワイイと思うんですよね~


護衛艦のおしりにかいてある、名前のフォントもカワイイですよね~


ちなみに1番かわいかったのは、




です。


レンガにこのフォントはかわいすぎるだろう…


あいかわらず、


しょうもないものばかりアップしてすみません…(笑)


さて、


岸壁に向かって歩きますと、


前回は奥にいたじんつうがいません。




どうやら、博多に広報に行っていたようですね。


この日は海面が下がっていて、なんだか変な感じでした。


あさゆきくんを通って、


いよいよ、はるゆきへ…


実は、今回のお楽しみは、もう一つありました。


そ~れ~は~、


いつもお世話になっている


イケメン船務長さんの冬の制服姿を拝ませていただくことです


はるゆきに乗艦し、当直の方にご挨拶して、船務長さんを呼んでいただきました。


そして、現れた船務長さん…


かぁっこいい~~~~


↓↓↓この冬服って、



どんな人が来ても100%カッコよく見えるのに、よ、


イケメンが着たらさぁ、もう、萌え萌え(*´∀`*)


なんてものじゃありませんよ


ズルいね(笑)反則です(笑)


あ、ここまで言っておいて、


「特定秘密保護法」でいろいろうるさいので、


写真UPはNGです…ごめんなさいね~。


ゆる会にお越しいただいた方にだけ、こっそりとお見せいたします(笑)


…そんなこんなで、艦内を案内して頂いて歩いていたら、


Sちゃんが、


「みね姉さんこれこれ


と、興奮して言葉にならない感じで呼び止めた。


ん?

と思って、指差した方を見ると…


前回、じんつうが停泊していたその場所に、


なんと


鉄のくじらさんがいるではないの


「まじで潜水艦じゃん


しかも、この潜水艦、最新鋭の


そうりゅうですよ


真横に最新鋭の潜水艦…


偶然。


いや~、私って、本当にどれだけ自衛隊の女神様から愛されているのかしら…(笑)


6月に唐津で見た潜水艦「みちしお」も、


同じ距離で見ましたので、


はっきりと最新鋭の潜水艦の、その違いが分かりました。


あまり詳しくは言いませんが、


一言でいうと、


「これは見つけにくそう…」


って感じです。以上。


にしてもだよ、半年の間に、


潜水艦を超至近距離で古い型と最新鋭型と2種類も見ることができた民間人って、


たぶん珍しいと思われます(笑)


なんせ、長年、海上自衛官でいる船務長さんでさえ、


「こんな身近で潜水艦見たのは、私も初めてです」


って言うくらいですものね~。


この土日の「はるゆき」の一般公開に来た方は、


とってもラッキーですね。


そもそも、


民間人に一般公開している護衛艦の真隣に、


最新鋭の潜水艦を置くって、


海外じゃ絶対にありえないと思うのだが…。


いいのかな?(笑)






潜水艦で興奮したあとは、


そう。


護衛艦訪問のお約束


溺写メのコーナーです~(笑)


船務長さんも心得てくださっているので、


「あ~、はいはい、溺者ですね(笑)」


とご案内してくださいます。


「ただ、もう使わないので、ちっちゃくなってますが…」


え???どういう事ですか?


「つまり、半分にたたんでいるんです」


う~む…言葉だけ聞くと、ちょっとホラーな感じが


ってことで、こんなかんじ↓↓↓



…もはや、人としての原型を留めていない…


はるゆきくん…え~ん(/ω\)


切ない…






ところで、前回の「はるゆき」の記事で、


最後の総塗装だったことを書いたのですが、


今回も、皆さま、せっせと塗装中でした。


これは、


最後の航海の時に海が荒れていて、


はるゆきはかなり、海水を浴びたらしく、


そのあとが、白く至るとことに残っていました。


1回でも海水を浴びるともう、錆びてしまうのだそうです。


その点々と錆びたあとも甲板上にはありました。


金曜日に、最後の航海から帰ってきて、


その翌日思いがけない最後の一般公開となり、


慌てて、総塗装に及んでいたようです。


ですが、


おそらく、他の国や民間企業なら、


もう最後だから、サビは少しだけなんだし、もういいだろう、


とそのまま一般公開に及んでいたと思うのです。


ですがそこは、やはり海上自衛隊。


特に「おもてなしのはるゆき」を自称するはるゆきです。


一般公開初日にようやく塗り終わるのでしょうから、


ほとんど、二日目の一般公開の、そのたった一日のためだけの作業を、


きちんとやるあたり、さすがだなぁとおもいました。


せっせと塗装をしている船員さんたちに、


心から「お疲れ様です」とお声がけさせていただきました。


いつも思うのですが、


はるゆきは、その名前もあたたく優しいイメージですが、


その名前のままに、艦全体から暖かさをかんじます。


無機質なグレーの護衛艦ではないんです。


それは、この艦のみんなが、


艦長を尊敬し、慕い、本当に一致団結している事が、


いろんなところから伝わってくるのです。


だからこそ、最後まで艦を大切に大切にしているのだと思います。


本当に、本当に、皆すべてが素晴らしい護衛艦でした。


最後の航海を終え、


一般公開を終え、


これから、はるゆきは少しづつ姿を変えていきます…。


最後、姿を見ながら、Sちゃんが、


「30年間、頑張ってくれたことを、老朽化という言葉でしか表せないなんて…」


と涙ながらにつぶやいた時、言葉の無慈悲さに胸が苦しくなり、涙がこぼれました。








船務長さんが


「もう、動かないんです…」


と言った言葉が悲しく、いつまでも心に残ります…。


はるゆき、30年間、日本の海を護ってくれて、ありがとうございます。


お疲れ様でした…。


あなたは、私にとって、特別な特別な艦として私の記憶に残り続けます。


すばらしい出会いと思い出を、本当にありがとう…。









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