今月は、はるゆき、いそゆきの自衛艦旗返納式と、
代わって、すずつき、ふゆつきの自衛艦旗授与式という、
まさしく自衛艦の世代交代が行われました。
はるゆきは、このブログでも何度も取り上げさせていただきました通り、
こちらも、私にとっては、いせに負けず劣らずお世話になった、思い出深い艦です。
ついにこの日が来てしまったんだな、という気持ちでいっぱいです。
逆に、新たにふゆつきとのご縁を頂き、
なんだか自分の中でも、自衛艦の世代交代が行われました(笑)
不思議ですね~。
それにしても、常々思うのですが、
艦名ってなんでこんなに美しいんですかね?
「すずつき」「ふゆつき」「あきづき」
美しい…なんて美しいの![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
帝国海軍時代から、軍艦の名前は旧国名や自然の美しさを称えた、
雅やかで美しい名前が多いですよね。
他国は、地名や王様、大統領あたりの名前で、
強そうな印象を与えるような名前が多い軍艦が多い中、
海上自衛隊の艦名は、強さよりは美しさ、雅やかさを感じさせますね。
世界でも類をみないのではないでしょうか?
海自の艦艇にも半島名とか、山の名前とかありますけど、
全くもって強そうには感じない名前ではありませんか?
「いかづち」とかまぁ、雷なので強い感じかもしれませんけど、
ひらがなだから?むしろカワイイ感じになってしまっていますね(笑)
雅やかさを感じさせる名前としましては、
私個人の印象ですけど、
「むらさめ」「はるさめ」(誰ですか?食べる方のをイメージした人は)
「さみだれ」「あけぼの」「さわぎり」「あまぎり」「ゆうぎり」…
などなど。
いかがですか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
和歌でも一首詠めそうな名前ではありませんか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
あ、そうそう、
和歌と言えば、こんな話を聞いたことがあります。
「演習中に他の護衛艦とすれ違う時なのですが、向こうの艦長からこちらの艦長に向けて、
和歌の上の句が送られてくる
ので、こちらの艦長が下の句を作って返す、という事があります」
え???まぢで
この21世紀にですか?うそでしょ?(笑)(←心の声)
「え?それっていつの話ですか?」(←当然の質問)
「ついこの前もありました」
え????最近の話なの???
ちょ(笑)海自ってばどんだけ雅やかなんですか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
っていうか、今日び、そんな雅やかな事をする人たちが実在していたことに、
私は計り知れない衝撃を受け、同時に、
す、すてきすぎるぅ~
だから海自好きなの~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
と、私の中で、がぜん海自の素敵度がマックスに(笑)
しかし、常々、海自士官っていろんなスキルが要求されるよね、
とは思っていたけど、
まさか、和歌の教養まで要求されるとはね(笑)
おみそれしました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
「いや、適当に返すんですよ」
とは言ってらしたけど、
どんだけ適当でも、そうそうさらっと作って返せるものではないですよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
いろんなこぼれ話を聞いてきたけど、
未だ、この話以上の衝撃的な話は聞いていないです(笑)
技量がある方だと、うまい具合に艦名なんかを織り込んで詠まれたりするんですかね?
一度でいいから聞いてみたい。
しかし、曲水の宴以上のスキルが必要とされるよね、コレ。
その和歌の出来いかんはともかく、そんな雅な事を演習中にしちゃう海自が好き![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
雅やかといえば、
私、お茶を習っている時にいつも思っていたことなのですが、
お茶の席の床の間のしつらえで、面白い事が出来るんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c7/4f4f88e6ccaaba270804268dce1a3adc.jpg)
↑これ、お茶席の床の間です。
掛け軸とお花、そして右下に小さくて見えづらいですが、香合(こうごう)です。
香合とは、香木を入れるものですね。
お茶席では、この3つをテーマを決めてしつらえます。
掛け軸の意味、花、花器、香合を通して、1つのストーリーを作んですね。
で、私は考えた。
たとえばですよ、掛け軸をこれにして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d2/f76ff60be009ec0a3ab9f7cba2e1d5ba.jpg)
香合を南瓜の形のものにして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3a/815e09181e51a73de89f7e1780852972.jpg)
花器をこの出雲焼きにして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7e/3bbf4c527adbe1b3560a6b6b37f87764.jpg)
花はこの菖蒲を活けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0b/ac560f0da0018c8853f52984fe187b3b.jpg)
カンの良い方や教養の高い方にはピンと来たかもしれません。
掛け軸は言わずと知れた、日露戦争における東郷元帥の名言、
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」
元帥ご自身の筆によるものですね。
そして、
南瓜⇒かぼちゃと言えば、日向かぼちゃです。
花器⇒出雲焼きですね。
花⇒この菖蒲は「伊勢」という種類の菖蒲です。
はい、もうおわかりですね。
ひゅうが、いせ、いずも…
我が国が誇る、2DDH(と22DDH)をテーマにしたしつらえが、
こんなにも雅やかに仕上がるわけです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ちなみに、私が通っている(って最近行ってないけど)お寺には、
ぶっちゃけ、東郷元帥の直筆の掛け軸やらがたくさんあるので、
これの実現は可能です(笑)
あ、以前ブログにも書きましたが、東郷元帥の副官って、
小笠原中佐(当時)といい、唐津最後の藩主の跡取りで、
このお寺(近松寺)は小笠原家の菩提寺だからです。
…とまぁ、こんなに雅なことが、
海上自衛隊の護衛艦の名前を使って出来ちゃうって言う…。
ちょっとした野望ですが、
このしつらえで、お茶席を設けて、
海自士官さん達を招いてお茶会してみたいな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
あ、その時制服は、あの白の詰襟のをお召しくださいませね(笑)
東郷元帥ゆかりのお寺のお茶室にて、お待ちいたしております![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
代わって、すずつき、ふゆつきの自衛艦旗授与式という、
まさしく自衛艦の世代交代が行われました。
はるゆきは、このブログでも何度も取り上げさせていただきました通り、
こちらも、私にとっては、いせに負けず劣らずお世話になった、思い出深い艦です。
ついにこの日が来てしまったんだな、という気持ちでいっぱいです。
逆に、新たにふゆつきとのご縁を頂き、
なんだか自分の中でも、自衛艦の世代交代が行われました(笑)
不思議ですね~。
それにしても、常々思うのですが、
艦名ってなんでこんなに美しいんですかね?
「すずつき」「ふゆつき」「あきづき」
美しい…なんて美しいの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
帝国海軍時代から、軍艦の名前は旧国名や自然の美しさを称えた、
雅やかで美しい名前が多いですよね。
他国は、地名や王様、大統領あたりの名前で、
強そうな印象を与えるような名前が多い軍艦が多い中、
海上自衛隊の艦名は、強さよりは美しさ、雅やかさを感じさせますね。
世界でも類をみないのではないでしょうか?
海自の艦艇にも半島名とか、山の名前とかありますけど、
全くもって強そうには感じない名前ではありませんか?
「いかづち」とかまぁ、雷なので強い感じかもしれませんけど、
ひらがなだから?むしろカワイイ感じになってしまっていますね(笑)
雅やかさを感じさせる名前としましては、
私個人の印象ですけど、
「むらさめ」「はるさめ」(誰ですか?食べる方のをイメージした人は)
「さみだれ」「あけぼの」「さわぎり」「あまぎり」「ゆうぎり」…
などなど。
いかがですか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
和歌でも一首詠めそうな名前ではありませんか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
あ、そうそう、
和歌と言えば、こんな話を聞いたことがあります。
「演習中に他の護衛艦とすれ違う時なのですが、向こうの艦長からこちらの艦長に向けて、
和歌の上の句が送られてくる
ので、こちらの艦長が下の句を作って返す、という事があります」
え???まぢで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
「え?それっていつの話ですか?」(←当然の質問)
「ついこの前もありました」
え????最近の話なの???
ちょ(笑)海自ってばどんだけ雅やかなんですか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
っていうか、今日び、そんな雅やかな事をする人たちが実在していたことに、
私は計り知れない衝撃を受け、同時に、
す、すてきすぎるぅ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
と、私の中で、がぜん海自の素敵度がマックスに(笑)
しかし、常々、海自士官っていろんなスキルが要求されるよね、
とは思っていたけど、
まさか、和歌の教養まで要求されるとはね(笑)
おみそれしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
「いや、適当に返すんですよ」
とは言ってらしたけど、
どんだけ適当でも、そうそうさらっと作って返せるものではないですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
いろんなこぼれ話を聞いてきたけど、
未だ、この話以上の衝撃的な話は聞いていないです(笑)
技量がある方だと、うまい具合に艦名なんかを織り込んで詠まれたりするんですかね?
一度でいいから聞いてみたい。
しかし、曲水の宴以上のスキルが必要とされるよね、コレ。
その和歌の出来いかんはともかく、そんな雅な事を演習中にしちゃう海自が好き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
雅やかといえば、
私、お茶を習っている時にいつも思っていたことなのですが、
お茶の席の床の間のしつらえで、面白い事が出来るんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c7/4f4f88e6ccaaba270804268dce1a3adc.jpg)
↑これ、お茶席の床の間です。
掛け軸とお花、そして右下に小さくて見えづらいですが、香合(こうごう)です。
香合とは、香木を入れるものですね。
お茶席では、この3つをテーマを決めてしつらえます。
掛け軸の意味、花、花器、香合を通して、1つのストーリーを作んですね。
で、私は考えた。
たとえばですよ、掛け軸をこれにして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d2/f76ff60be009ec0a3ab9f7cba2e1d5ba.jpg)
香合を南瓜の形のものにして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3a/815e09181e51a73de89f7e1780852972.jpg)
花器をこの出雲焼きにして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7e/3bbf4c527adbe1b3560a6b6b37f87764.jpg)
花はこの菖蒲を活けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0b/ac560f0da0018c8853f52984fe187b3b.jpg)
カンの良い方や教養の高い方にはピンと来たかもしれません。
掛け軸は言わずと知れた、日露戦争における東郷元帥の名言、
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」
元帥ご自身の筆によるものですね。
そして、
南瓜⇒かぼちゃと言えば、日向かぼちゃです。
花器⇒出雲焼きですね。
花⇒この菖蒲は「伊勢」という種類の菖蒲です。
はい、もうおわかりですね。
ひゅうが、いせ、いずも…
我が国が誇る、2DDH(と22DDH)をテーマにしたしつらえが、
こんなにも雅やかに仕上がるわけです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ちなみに、私が通っている(って最近行ってないけど)お寺には、
ぶっちゃけ、東郷元帥の直筆の掛け軸やらがたくさんあるので、
これの実現は可能です(笑)
あ、以前ブログにも書きましたが、東郷元帥の副官って、
小笠原中佐(当時)といい、唐津最後の藩主の跡取りで、
このお寺(近松寺)は小笠原家の菩提寺だからです。
…とまぁ、こんなに雅なことが、
海上自衛隊の護衛艦の名前を使って出来ちゃうって言う…。
ちょっとした野望ですが、
このしつらえで、お茶席を設けて、
海自士官さん達を招いてお茶会してみたいな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
あ、その時制服は、あの白の詰襟のをお召しくださいませね(笑)
東郷元帥ゆかりのお寺のお茶室にて、お待ちいたしております
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)