〈第三項〉論で読む近代小説  ◆田中実の文学講座◆

近代小説の読みに革命を起こす〈第三項〉論とは?
あなたの世界像が壊れます!

文学講座のこと(更新)

2022-11-24 20:09:18 | 日記
ブログを随分、休んでいました。

26日の講座は「近代小説の未来」と題して、その可能性を考えます。
村上春樹の『木野』を三回にわたって論じて来ましたが、
それだけこの小説は村上春樹自身が語っているように「仕上げるのに難しい」小説でした。
この問題を踏まえ、「近代小説の形式」を対象化して、
近代小説の物語を捉える陥穽をいかに超えるかをお話します。

物語は長い伝統にありますが、近代小説はこれを受けてリアリズムを目指しながらも、
「客観描写」の虚偽が説かれ、「近代小説の終り」等と言われてきました。
それでも現在も、芥川賞や直木賞など常に話題になります。

村上春樹は世界で読まれています。
これと『風の歌を聴け』あるいは、近代小説の出発の時期の『舞姫』とは
どう関わっているのか、
例えば、現代作家のお一人、平野啓一郎さんは『舞姫』をどう読まれているのか、
そんな紹介もできればよいなと思っています。
以下はいつも係の小山さんが送ってくれる文章を以下に掲げます。


1月26日(土)に、田中実文学講座を開きます。

 今回のテーマは「近代小説の未来」となります。
 はじめて方も歓迎します。大勢の皆さんのご参加をお待ちしています。

 ※下記時間は日本時間である。

作品      特になし
講師      田中実先生(都留文科大学名誉教授)
日時      2022年11月26日(土)午後1時半から午後3時
参加方法    zoomによるリモート
申込締切    2022年11月25日(金)まで 19:00

参加をご希望の方は、下記申込フォームから申し込んでください。
申し込まれた方には、締め切り時間後に折り返しメールでご案内します。

https://forms.office.com/r/SJJ7TtBTF3
(昨日アップした際のアドレスは誤っていました。失礼しました。)

問い合わせ:dai3kou.bungaku.kyouiku@gmail.com

主催   朴木(ほおのき)の会


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