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自分の弱点や不得意を、会社の利益に繋げる法

2013年12月25日 18時01分13秒 | 学習支援・研究
自分の弱点や不得意を、会社の利益に繋げる法
プレジデントオンライン2013年12月18日(水)12:21
(プレジデントオンライン)

人には強みや得意分野がある一方で、
弱みや不得意分野がある。

外資系企業で40数年にわたり社長職などを歴任、
現在も複数の企業でアドバイザリーボードメンバーを務める新将命さんの話で、
印象に残っているのが次の言葉だ。

「経営者には、バカと利口と大利口がいる」




「バカ」は自分の得意、不得意を知らない人、
「利口」は自分の得意、不得意を知っている人、
「大利口」は自分の不得意を補う方法を知っている人。

大利口で、わかりやすい例としては、本田宗一郎と井深大がいる。


本田宗一郎氏


井深大氏

ものづくりにおいてカリスマ的な才能をもつ本田や井深を、
財務や営業の面で支えたのが、
本田にとっての藤沢武夫であり、
井深にとっての盛田昭夫だ。

優れた右腕がいたからこそ、カリスマは才能を開花することができたのだ。

大利口になることを求められるのは、経営者に限らず、
プロジェクトを任されているリーダーでも同じだ。
会社でも、ある程度以上のポジションになると、
背負っている責任や数字の大きさに比例して、
どうしても不得意な仕事も増える。

ところが、そちらに時間とエネルギーを奪い取られると、
自分がやるべき仕事に集中することができず、
成果があがらないばかりか、疲弊してしまう。

大利口になるには、まずは自分の不得意分野を知ることだ。
ひとつには、性格的に合わないことは、
自分には不向きということがいえる。

世の中には新規開拓が不得意な人もいれば、その逆もいる。
逆は、既存のものを守り育てるのが不得意な人だ。

私の本業である保険営業でいえば、
新規開拓が不得意なタイプと、
アフターフォローが不得意なタイプということになるだろう。

たとえば、私の場合、事務所にいる時間が長くなってくると、
社員たちが「社長、どこかへいってください」と言い出す。
江上治に向いているのは
新しいお客さまを開拓することだ。

そのため、江上治がいちばん生き生きしているのは、
外に出て営業をしているときであることを、
社員たちが知っているからだ。

その代わり、どちらかというと私が不得意なアフターフォローの部分は、
新規開拓よりアフターフォローが得意なKくんが補ってくれている。

自分の弱みを人で補うことができれば、
いまもっている自分の強みもさらに生きる。
得意分野に時間とエネルギーを向ければ、
さらなるリターンが期待できる。

その意味で、どんなタイプの人と
働くかを意識することも重要というわけだ。

【年収1億を生む黄金則】自分の強みをさらに生かすために、
誰と一緒に働くかを意識する。

(※『プロフェッショナル ミリオネア』(プレジデント社刊)
第2章「学ぶ、人にあげてもらう」より)

(株式会社オフィシャル 代表取締役 江上 治)

http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_11416.html

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