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セブンのコンビニ・コーヒーの実力とは

2013年12月26日 00時19分21秒 | 学習支援・研究
大ヒットのセブンコーヒー 
専門家は「大歓迎」の一方で…

〈AERA〉dot.
2013年12月21日 07時06分
(2013年12月21日 09時52分 更新)

スターバックスやマクドナルドの存在で、
日本人はにとってコーヒーはより身近なものになった。
その距離を一層縮めたのが、コンビニだ。
セブン-イレブンは今年1月、挽きたてのコーヒーが
一杯100円から楽しめるセルフ式コーヒー「セブンカフェ」を導入した。
全国に約1万6千あるセブン全店にマシンを設置した9月には、
累計2億杯を突破。日本に住む
約1億2千万人全員が飲んでもまだ余るほどの量を、
わずか9カ月で販売した。

セブンカフェの1日の販売数は1店あたり95杯(10月現在)。
コーヒーのもつ常習性が、出勤前、ランチ、おやつ、
と何度も人を呼び寄せる。
月刊情報誌「日経トレンディ」が発表した「2013年ヒット商品ベスト30」では、
「コンビニコーヒー」が1位に輝いた。

コンビニにとってコーヒーは、タバコに次ぐキラーコンテンツになったようだが、
実際の味を専門家はどう見ているのだろうか。
東京にあるスペシャルティコーヒーの専門店「堀口珈琲」で
広報を担当する小野塚裕之さんは、「100円でこの品質は大したもの。
コンビニのコーヒーが盛り上がれば、
中長期的に見れば我々にとってもプラス」と評価するも、
こう付け加えた。
「コーヒーの味には幅がある、ということは、
コンビニのコーヒーでは実感しづらいこと。
素材の部分で、我々とコンビニコーヒーが肩を並べることはありえない」

また「飛行機に乗ってでも行く価値がある」と評価されることもある
ノルウェーのコーヒーバー「フグレン」東京店の小島賢治店長も、
「淹れたてのコーヒーに興味を持ってもらえる意味で、
コンビニコーヒーは大歓迎」としながらも、
低価格による農園への影響を指摘する。




写真:フグレン トウキョウ(東京都渋谷区富ケ谷1-16-11)

「コーヒーは育てるプロセスが大事だが、
農園の人たちに渡るお金によっては、
品質管理が不十分になる。結局、
いいモノは高くなるのでは」

※AERA 2013年12月16日号より抜粋

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131221/asahi_20131221_0001.htmlより

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